トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド

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2.8.1 環境変数の一覧

環境変数の一覧を次の表に示します。環境変数の詳細は,2.8.2以降で説明します。

表2-10 環境変数の一覧(ORBのトラブルシュート機能)

項番 環境変数 説明 サポート言語 備考
Java ORB C++ ORB
1 HVI_MDLTRACE モジュールトレースを取得するかどうかを設定します。
2 HVI_MTRENTRYCOUNT モジュールトレースの出力ファイルのエントリ数の上限値を設定します。
3 HVI_MTRFILECOUNT モジュールトレースの出力ディレクトリに作成するファイル数の上限値を設定します。
4 HVI_COMTRACE 通信トレースを取得するかどうかを設定します。
5 HVI_COMTENTRYCOUNT 通信トレースの出力ファイルのエントリ数の上限値を設定します。
6 HVI_COMTFILECOUNT 通信トレースの出力ディレクトリに作成するファイル数の上限値を設定します。
7 HVI_COMTTELEGSIZE 取得する通信電文のサイズを設定します。
8 HVI_MSGLOG_OUTPUT メッセージログの出力先を設定します。 × osagentにも設定可能
9 HVI_MSGLOG_CONSOLE syslogへの出力に失敗した場合に,メッセージを強制的にコンソールへ出力するかどうかを設定します。 × UNIX限定
10 HVI_MSGLOG_LEVEL 出力するメッセージのメッセージレベルを設定します。
11 HVI_MSGLOG_SECURITY セキュリティにかかわる情報のメッセージ出力を抑止するかどうかを設定します。
12 HVI_MSGLOG_NO_PERMISSION 出力を抑止したいメッセージのメッセージIDを設定します。 × × osagent限定
13 HVI_STKTRACE スタックトレースを取得するかどうかを設定します。 × 32ビット用Windows限定
14 HVI_STKFILECOUNT スタックトレースの出力ファイル数の最大値を設定します。 × 32ビット用Windows限定
15 HVI_NAMELOGOUTPUT ネーミングサービス名前空間情報ログを取得するかどうかを設定します。 ネーミングサービス限定
16 HVI_NAMELOGFILESIZE ネーミングサービス名前空間情報ログの出力ファイルのサイズを設定します。 ネーミングサービス限定
17 HVI_NAMELOGFILECOUNT ネーミングサービス名前空間情報ログの出力ディレクトリ下に保持するログのプロセス数を設定します。 × ネーミングサービス限定
18 HVI_NAMELOGSNAPSHOTINTERVAL 出力ファイルにネーミングサービス名前空間情報ログのスナップショットを出力する間隔を設定します。 ネーミングサービス限定
19 HVI_OMGVMCID システム例外発生時にOMGが規定するマイナーコードを使用するかどうかを設定します。 ×

(凡例) ○:サポート ×:未サポート −:説明なし