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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド


6.4.3 [アウトライン]ビュー

[アウトライン]ビューでは,編集中(ビジネスプロセス遷移エディタがアクティブな状態)のビジネスプロセス定義の構成を,ツリー形式で表示します。

[アウトライン]ビューの動作は,Eclipseの標準仕様のアウトラインビュー(org.eclipse.ui.views.ContentOutline)に従います。

[アウトライン]ビューを次に示します。

図6‒14 [アウトライン]ビュー

[図データ]

表示されているビジネスプロセスツリーの次の項目をクリックすると,ビジネスプロセス遷移エディタの遷移図上の要素も選択されます。また,次の項目が階層定義の中にある場合は,ビジネスプロセス遷移エディタのページも切り替えます。

次に[アウトライン]ビューで表示されるビジネスツリーおよびポップメニューについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) ビジネスプロセスツリー

[アウトライン]ビューで表示されるビジネスプロセスツリーは,第1階層から第4階層までの4段階の階層構造になっています。第2階層以下の定義が存在しないときは,第1階層だけがツリーに表示されます。

[アウトライン]ビューに表示される項目と表示内容を次の表に示します。

(2) ポップアップメニュー

[アウトライン]ビューのポップアップメニューの各項目について説明します。

[プロパティ]

ダイアログを表示し,各定義の属性を編集する場合に選択します。

[新規作成]

定義を新規に作成する場合に選択します。

[切り取り]

定義を切り取る場合に選択します。

[コピー]

定義をコピーする場合に選択します。

[貼り付け]

定義を貼り付ける場合に選択します。

[削除]

定義を削除する場合に選択します。

[元に戻す]

操作を元に戻す場合に選択します。

[やり直し]

元に戻した操作をやり直す場合に選択します。

[アウトライン]ビューのビジネスツリーの各項目で,ポップアップメニューを表示させたときの状態を次の表に示します。

表6‒17 ビジネスツリーの各項目でポップアップメニューを表示させたときの状態

ビジネスツリーの項目

ポップアップメニューの項目

プロパティ

新規作成

切り取り

コピー

貼り付け

削除

元に戻す

やり直し

遷移図(ビジネスプロセス定義)

×

×

×

×

×

※1

※2

業務ステップ定義

※3

×

×

※4

一般作業定義

×

×

並列作業定義

×

×

子作業定義

×

×

×

×

×

ソースノード定義

×

×

×

×

×

シンクノード定義

×

×

×

×

×

分業ノード定義

×

×

×

×

分岐ノード定義

×

×

×

×

待合ノード定義

×

×

×

×

先着ノード定義

×

×

×

×

階層定義

×

×

×

×

条件定義フォルダ

×

×

×

※5

×

条件定義

※6

×

×

生成ルール定義フォルダ

×

×

×

※7

×

生成ルール定義

※6

×

×

時間取得ルール定義フォルダ

×

×

×

※8

×

時間取得ルール定義

×

×

作業アプリケーション定義フォルダ

×

×

×

※9

×

作業アプリケーション定義

※6

×

×

(凡例)

○:常に活性

△:条件によって活性

×:常に非活性

注※1

元に戻す操作がない場合は非活性になります。

注※2

やり直す操作がない場合は非活性になります。

注※3

サブメニューで「一般作業」または「並列作業」を選択する必要があります。

注※4

一般作業定義または並列作業定義を貼り付けるときだけ活性になります。一般作業定義または並列作業定義の貼り付けができない場合は,非活性になります。

注※5

条件定義を貼り付けるときだけ活性になります。条件定義の貼り付けができない場合は,非活性になります。

注※6

条件定義を新規作成するときは,種別に「RDB検索」が設定されます。

生成ルール定義を新規作成するときは,種別に「RDB検索」が設定されます。

作業アプリケーション定義を新規作成するときは,種別に「Java」が設定されます。

注※7

生成ルール定義を貼り付けるときだけ活性になります。生成ルール定義の貼り付けができない場合は,非活性になります。

注※8

時間取得ルール定義を貼り付けるときだけ活性になります。時間取得ルール定義の貼り付けができない場合は,非活性になります。

注※9

作業アプリケーション定義を貼り付けるときだけ活性になります。作業アプリケーション定義の貼り付けができない場合は,非活性になります。