2.1 機能の概要
この節では,CSCIW-Definerの機能の概要について説明します。CSCIW-Definerの操作方法については,「5. CSCIW-Definerの基本操作」を参照してください。
CSCIW-Definerには次の2つの機能があります。
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ビジネスプロセスの新規作成,編集,チェック,保存,読み込み,および印刷ができます。
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定義したビジネスプロセスをCSCIWで運用するための機能です。
ビジネスプロセスをCSCIWに登録,取得,属性変更,および削除ができます。これらの操作はCSCIWに対して実行するため,操作者は認証を受ける必要があります。また,CSCIWに対して実行した操作は監査ログとして出力されます。
それぞれの機能の概要を次の表に示します。
機能 |
説明 |
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---|---|---|
開発機能 |
新規作成 |
ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義を新規に作成します。 |
保存 |
作成した定義や編集した定義をワークスペースやローカルファイルに保存します。 |
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読み込み |
ワークスペースやローカルファイルに保存した定義を画面上に表示します。 |
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編集 |
画面上に表示している定義の内容を編集します。 |
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印刷 |
ビジネスプロセス定義の遷移図を印刷します。 |
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チェック |
ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義の定義内容が適切かどうかを確認します。 |
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運用機能 |
認証 |
定義の登録,取得,属性変更,および削除をするときに,CSCIWにログインしてあらかじめ操作者の認証を受けます。認証を受けていない場合,定義の登録,取得,属性変更,および削除はできません。 |
登録 |
ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義をCSCIWへ登録します。 |
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取得 |
CSCIWに登録した定義を取得して画面上に表示します。 |
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属性変更 |
取得した定義の属性を変更します。 |
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削除 |
CSCIWに登録した定義を削除します。 |
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監査ログ出力 |
認証後に,ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義の操作に関する履歴を監査ログとして出力します。 |
CSCIW-Definerの機能とCSCIWとの関係を次の図に示します。