7.8.2 データ条件を変更する場合
業務システムの運用中に,データ条件の変更が必要になる場合があります。例として,参照する業務データのデータ項目名が変更された場合,条件式の比較値を変更したい場合などが考えられます。
データ条件は,変更を反映する案件の範囲に応じて次の方法で変更します。
データ条件の変更は,運用中の案件にも変更した内容を反映するかどうかで方法が異なります。
●運用中の案件にも変更を反映したい場合(ciwchgdefコマンドを使用するとき)
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登録されているビジネスプロセス定義の変更
ciwchgdef(条件・ルール・作業アプリケーションの変更)コマンドを実行して,ワーク管理データベースに登録されているビジネスプロセス定義内のデータ条件を直接変更します。
ciwchgdef(条件・ルール・作業アプリケーションの変更)コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。
なお,ciwchgdef(条件・ルール・作業アプリケーションの変更)コマンドでデータ条件を変更した場合,ワーク管理データベースに登録されているビジネスプロセス定義と,ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)で保存しているビジネスプロセス定義との整合性が取れなくなります。整合性を取るためには,ワーク管理データベースに登録されているビジネスプロセス定義をビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer),またはciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)コマンドで取得して保存してください。
●運用中の案件にも変更を反映したい場合(ciweditdpコマンドを使用するとき)
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ビジネスプロセス定義の変更
ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)で,データ条件を変更します。このとき,ビジネスプロセス定義のバージョンは変更しません。
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変更後のビジネスプロセス定義の反映
変更後のビジネスプロセス定義は,ciweditdp(ビジネスプロセス定義の変更)コマンドを実行して,ワーク管理データベースに登録されているビジネスプロセス定義内のデータ条件を直接変更します。
ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)によるビジネスプロセス定義の変更については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。ciweditdp(ビジネスプロセス定義の変更)コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。
データ条件の変更には,より手順が簡単なciwchgdef(条件・ルール・作業アプリケーションの変更)コマンドの使用をお勧めします。
●運用中の案件には変更を反映しない場合
一般的な変更手順を次に示します。
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ビジネスプロセス定義の変更
ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)で,データ条件を変更します。バージョン番号は変更前より大きな番号に変更してください。必要に応じて案件投入可能期間(開始日時)を指定します。
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変更後のビジネスプロセス定義の登録
変更後のビジネスプロセス定義は,ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer),またはciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)コマンドを実行して,ワーク管理データベースに登録します。ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)によるビジネスプロセス定義の変更および登録については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。ciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。
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変更後のビジネスプロセス定義の運用開始
指定した有効期間(開始日時)になると,変更後のビジネスプロセス定義が案件投入可能な状態になります。これ以降,変更後のビジネスプロセス定義に案件が投入されます。