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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド


6.2.1 CSCIWManagementServerおよびCSCIWを使用しているJavaアプリケーションの再起動が必要なコマンド

CSCIWが動作している実行環境で,次のコマンドを実行して設定情報を変更した場合,CSCIWManagementServerおよびCSCIWを使用しているJavaアプリケーションの再起動が必要です。再起動しないと,変更後の設定情報は反映されません。

表6‒1 CSCIWManagementServerの再起動が必要なコマンド

コマンド名

CSCIWManagementServerの再起動後に反される内容

ciwchgenv(システム共通環境情報の変更)

ciwchgenvコマンドで変更したシステム共通環境情報の内容

ciweditbp(ビジネスプロセス定義の変更)

ciweditbpコマンドで変更したビジネスプロセス定義の内容

ciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)

ciwmngbpコマンドで状態変更,または削除したビジネスプロセス定義の内容

ciwmngcr(振り分けルール定義の管理)

ciwmngcrコマンドで追加,状態変更,または削除した振り分けルール定義の内容

ciwsetenv(環境の構築または削除)

ciwsetenvコマンドで追加,削除,または変更したシステムIDの内容

ciwchgdef(条件・ルール・作業アプリケーションの変更)

ciwchgdefコマンドで変更した条件・ルール・作業アプリケーションの定義の内容

注※

ciwmngbpコマンドでビジネスプロセス定義を追加する場合は,バージョンアップによる追加となるため,案件生成時にバージョンを指定しなければ,追加された最新のバージョンが自動的に反映されます。そのため,CSCIWManagementServerの再起動は必須ではありません。

CSCIWManagementServerを再起動する手順を次に示します。

  1. CSCIWManagementServerを停止する

    cjstopappコマンドを使用して,CSCIWManagementServerを停止します。

    停止方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「J2EEアプリケーションの停止」の説明を参照してください。

  2. Javaアプリケーションを停止する

    CSCIWを使用しているJavaアプリケーションを停止します。

  3. CSCIWManagementServerを再起動する

    cjstartappコマンドを使用して,1.で停止したCSCIWManagementServerを開始します。

    開始方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「J2EEアプリケーションの開始」の説明を参照してください。

  4. Javaアプリケーションを開始する

    CSCIWを使用しているJavaアプリケーションを開始します。