4.6.5 業務プログラムの実行権限を設定する場合の注意事項
業務プログラムの実行権限を設定する場合の注意事項を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) UNIXの場合の注意事項
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業務プログラムの実行ユーザにはroot権限が必要です。
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業務プログラムの実行権限を変更したい場合,OSのコマンドや機能を使用して,実行権限のグループを変更できます。なお,実行権限のグループを変更する場合は,CSCIWインストールディレクトリ下のディレクトリおよびファイルを変更する必要があります。
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製品のデフォルト(CSCIWをインストールしただけ)の状態では,CSCIWの構築や設定は,rootユーザで実行する必要がありますが,製品提供ファイルの所有者とグループを次のように変更することで,root以外のユーザが構築や設定を実行できるようになります。
chown <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW chown -R <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW/bin chown -R <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW/bpmn chown -R <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW/conf chown -R <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW/lib chown -R <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW/lock chown -R <owner>:<group> /opt/hitachi/CSCIW/log
所有者には,Component Container管理者を指定し,グループには,Component Container管理者グループを指定してください。
(2) Windowsの場合の注意事項
業務プログラムの実行ユーザには,管理者特権が必要です。