2.7.2 データ条件記述の形式
RDB検索によるデータ条件の評価のデータ条件記述形式および注意事項を次に示します。
- データ条件記述形式
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データ条件を評価するための検索条件をSQL文で記述します。ワーク管理システムでは,データ条件を評価する際に,記述されたSQL文を業務データベースに対して実行することでデータ条件の真偽を決定します。SQLの実行結果が存在する場合に真となり,SQLの実行結果が存在しない場合は偽となります。また,SQLの実行結果が存在しない場合に真となり,SQLの実行結果が存在する場合に偽となるように,データ条件の真偽の決定を逆転させる指定もできます。
SQL文の記述の一部として,ワーク管理システムが提供する組み込み変数を使用できます。記述に使用された組み込み変数は,SQL文を実行する前にワーク管理システムによって値に置き換えられ,置き換えられた結果のSQL文が実行されます。
ワーク管理システムが提供する組み込み変数については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow AP開発ガイド」を参照してください。