2.6.3 作業アプリケーションの非同期呼び出し
作業アプリケーションの非同期呼び出しをする機能として「RESTアプリケーション呼び出し」機能があります。
作業アプリケーションの非同期呼び出しは,API(案件投入APIや作業完了APIなど)の処理と非同期に,アプリケーション呼び出しサービスが作業アプリケーションを呼び出します。非同期のため,APIとアプリケーション呼び出しサービスのトランザクションは別になります。
作業アプリケーションの非同期呼び出しの概要を次の図に示します。
図中の番号は,次の説明の番号に対応しています。
- <説明>
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アプリケーション呼び出しサービスは,処理対象の作業「REST呼び出し業務」が生成されているか定期的に検索します。作業「REST呼び出し業務」は,アプリケーション呼び出しサービスと非同期に動作する業務アプリケーションが,手前の作業「ユーザ業務」に対して作業完了APIとトランザクションのコミットを実行した(図中の※)延長で生成されます。
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アプリケーション呼び出しサービスは,処理対象の作業「REST呼び出し業務」が生成されていることを検知すると,作業アプリケーション(RESTアプリケーション)を呼び出します。
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作業アプリケーション(RESTアプリケーション)の呼び出しが成功すると,アプリケーション呼び出しサービスは,処理対象の作業「REST呼び出し業務」に対して作業完了APIとトランザクションのコミットを実行します。これによって作業「REST呼び出し業務」が処理対象から外れます。
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