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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド


2.2.4 CSCIW内でのビジネスプロセス定義の管理

〈この項の構成〉

(1) ビジネスプロセス定義のバージョン

ビジネスプロセス定義は,同一名称で複数のバージョンを持つことができます。CSCIW内では,「ビジネスプロセス定義名+バージョン番号」としてビジネスプロセス定義が管理されます。つまり,同じ名称のビジネスプロセス定義であっても,バージョンが異なれば別のビジネスプロセス定義として扱われます。

ビジネスプロセス定義のバージョンは,ビジネスプロセス定義の作成時にユーザが任意の番号で指定します。

(2) ビジネスプロセス定義の状態と有効期間

CSCIW内の各ビジネスプロセス定義には,次の項目を設定できます。

●状態

ビジネスプロセス定義の状態です。状態には「活性」と「非活性」があり,案件を投入できるのは,「活性」状態のビジネスプロセス定義だけです。

●有効期間(案件投入可能期間)

ビジネスプロセス定義に案件を投入できる期間です。

つまり,案件を投入できるのは,「活性」状態で,かつ「有効期間内」のビジネスプロセス定義だけということになります。

ビジネスプロセス定義の「状態」および「有効期間」は,ビジネスプロセス定義の定義時に指定します。また,CSCIWへの登録後,ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer),またはCSCIWのコマンド(ciwmngbp)で変更できます。

ビジネスプロセス管理ツール(CSCIW-Definer)によるビジネスプロセス定義の変更については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。ビジネスプロセス定義を変更するコマンド(ciwmngbp)については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。