Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

11.2.4 KDEC01501〜KDEC02000


KDEC01501-E

An error was detected in the routing information. (service group name = サービスグループ名)

ルーティング情報の不正を検知しました。
(S)
処理を中断します。
(O)
データベースを使用する場合,メッセージログファイルを参照し,データベースに障害が発生していないかを確認してください。データベースを使用しない場合,メッセージログファイルやOSの障害情報を参照し,ファイルの入出力に関する障害などが発生していないかを確認してください。障害が発生している場合は,それぞれの障害に対して対策を行い,HCSCサーバを再起動してください。問題が解決しない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01502-E

An error occurred during initialization of environment for parsing the routing definition XML.

ルーティング定義XMLの解析環境の生成でエラーが発生しました。
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください,障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01503-E

The service cannot be determined from the routing. (service group name = サービスグループ名)

ルーティングによってサービス部品を決定することができません。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01504-E

An exception occurred in the rule class. (class name = 例外が発生した実装クラス名(標準提供の場合は表示名), rule kind = ルール種別(Standard))

ルール実装クラスで例外が発生しました。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01505-E

An error occurred during checking of the routing definition. (information = エラーを検知したタグ名,またはエラー内容)

ルーティング定義の妥当性チェックでエラーが発生しました。
エラー内容
  • There is too much service group nesting.:サービスグループのネスト数オーバー
  • RuleType and RuleOrder combination.:ルール属性指定順が不正
  • The file data length is invalid.:ルーティング定義XMLの長さ不正(入力がnull,またはサイズが0)
  • A different type of service group is nested. (ServiceGroupName = <サービスグループ名>):<サービスグループ名>は異なるサービスグループのネストです
  • All services tries to be deleted.:すべてのサービス部品が削除されようとしました
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01506-E

The rule class was not found. (class name = 例外が発生した実装クラス名(標準提供の場合は表示名), rule kind = ルール種別(Standard))

ルール実装クラスが見つかりません。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01507-E

The service group was not found. (service group name = サービスグループ名)

サービスグループが見つかりません。
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01508-E

The service group already exists. (service group name = サービスグループ名)

サービスグループがすでに存在します。
(S)
処理を中断します。
(O)
ロケーション情報を確認し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01509-E

A database access error occurred. (service group name = サービスグループ名, information1 = 操作種別, information2 = データベース種別)

ルーティング制御によってデータベースのアクセスでエラーが発生しました。
操作種別
  • INSERT:登録
  • DELETE:削除
  • UPDATE:更新
データベース種別
  • Location:ロケーションデータベース
  • Routing:ルーティングデータベース
(S)
処理を中断します。
(O)
データベースのアクセスで障害が発生しています。メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01510-E

The service group was not found in the location information. (service group name = サービスグループ名)

サービスグループがロケーション情報内に見つかりません。
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01511-E

The service group is running. (service group name = サービスグループ名)

サービスグループが起動状態です。
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01512-E

The service group has stopped. (service group name = サービスグループ名)

サービスグループが停止状態です。
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01513-E

An IO error occurred. (information = 詳細情報)

ルーティング制御でIOエラーが発生しました。
(S)
処理を中断します。
(O)
ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01514-E

An error occurred in the environment for parsing the routing definition XML. (exception = 例外名, error message = 例外詳細メッセージ)

ルーティング定義XMLの解析環境でエラーが発生しました。
例外詳細メッセージ
KECXで始まるメッセージの場合は,ルーティング定義XMLに誤りがあることがあります。
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。
KECXで始まるメッセージの場合は,マニュアル「Cosminexus XML Processor ユーザーズガイド」を参照してください。KECX06025-Eメッセージ,およびKECX06028-Eメッセージの場合は,不正と表示されているタグを見直してください。

KDEC01515-E

An information error was detected. (service group name = サービスグループ名, information1 = 操作種別, information2 = 情報種別)

サービスグループ定義の情報の不正を検知しました。
操作種別
  • DELETE:削除
データベース種別
  • Routing:ルーティング情報
(S)
処理を継続します。
(O)
データベースを使用する場合,メッセージログファイルを参照し,データベースに障害が発生していないかを確認してください。データベースを使用しない場合,メッセージログファイルやOSの障害情報を参照し,ファイルの入出力に関する障害が発生していないかを確認してください。障害が発生している場合は,それぞれの障害に対して対策を行い,HCSCサーバを再起動してください。問題が解決しない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01516-E

The rule class result is invalid. (class name = 例外が発生した実装クラス名(標準提供の場合は表示名), rule kind = ルール種別(Standard), input = 入力配列数またはnull, output = 出力配列数またはnull)

ルール実装クラスの応答が不正です。
(S)
リクエスト処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルを参照し,障害要因を取り除いてください。障害要因が運用上の問題であった場合は再度実行してください。障害となった要因が運用上の問題でない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。

KDEC01517-E

The type of specified service group is invalid. (service group name = サービスグループ名, service group type = サービスグループ種別)

指定されたサービスグループの種別が不正です。
サービスグループ種別
  • Rule:ルーティングルール
  • Multicast:同報通知
(S)
処理を中断します。
(O)
指定した種別のサービスグループで操作できない処理をしているおそれがあります。サービスグループの種別と処理内容を確認してください。

KDEC01518-E

The specified service already exists in the service group. (service group name = サービスグループ名, service name = サービス名)

指定されたサービスはすでにサービスグループの中に存在します。
(S)
処理を中断します。
(O)
指定したサービスグループ名に存在しないサービス名を指定し,再度実行してください。

KDEC01519-E

The specified service was not found in the service group. (service group name = サービスグループ名, service name = サービス名)

指定されたサービスはサービスグループの中に存在しません。
(S)
処理を中断します。
(O)
指定したサービスグループ名に存在するサービス名を指定し,再度実行してください。

KDEC01520-W

The service group has stopped because of an invalid parameter. (service group name = サービスグループ名, parameter = パラメタ名)

パラメタが不正なため,サービスグループを停止しました。
(S)
処理を継続します。
(O)
サービスグループの種別に同報通知の並行呼び出しが設定されているサービスグループを開始した状態で,HCSCサーバランタイム定義ファイルのmulticast-parallel-thread-countプロパティの値を0に変更したおそれがあります。サービスグループの種別とプロパティの値を確認して,HCSCサーバランタイム定義ファイルのmulticast-parallel-thread-countプロパティの値を修正し,HCSCサーバを再起動してください。

KDEC01521-E

The service group could not start because of an invalid parameter. (service group name = サービスグループ名, parameter = パラメタ名)

パラメタが不正なため,サービスグループを開始できません。
(S)
処理を中断します。
(O)
HCSCサーバランタイム定義ファイルのmulticast-parallel-thread-countプロパティに0を指定した場合,サービスグループの種別に同報通知の並行呼び出しが設定されているサービスグループは開始できません。サービスグループの種別とプロパティの値を確認して,HCSCサーバランタイム定義ファイルのmulticast-parallel-thread-countプロパティの値を修正してください。そのあと,HCSCサーバを再起動して,コマンドを再度実行してください。

KDEC01522-E

A data access error occurred. (service group name = サービスグループ名, information1 = 操作種別, information2 = データベース種別)

ルーティング制御によるデータのアクセスでエラーが発生しました。
操作種別
  • UPDATE:更新
  • INSERT:登録
  • DELETE:削除
情報種別
  • Location:ロケーション情報
  • Routing:ルーティング情報
(S)
処理を中断します。
(O)
メッセージログファイルやOSの障害情報を参照し,ファイルの入出力に関する障害などが発生していないかを確認してください。障害が発生している場合は,障害に対して対策を行い,HCSCサーバを再起動してください。問題が解決しない場合は,ログ・トレースを採取し,保守員に連絡してください。