Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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csmdeletehistory電文の実行履歴情報テーブルのレコードの削除

形式

 
csmdeletehistory [<HCSCサーバ名>]
                 {-t <削除開始日時>|-d <日数>}
                 [{-m <メッセージ共通ID>
                   |-c <クライアント相関ID>
                   |-a <サービスアダプタまたはビジネスプロセスのサービスID>}]
                 [-u <DBユーザID> [-p <DBパスワード>]]
 

機能

データベースを使用する構成でHCSCサーバをセットアップした場合,電文の実行履歴情報テーブル中のレコードを削除します。削除したい日時または日数と削除対象(メッセージ共通ID,クライアント相関ID,またはサービスアダプタもしくはビジネスプロセスのサービスID)を組み合わせて指定できます。HCSCサーバが停止している場合でも削除できます。

引数

<HCSCサーバ名> 〜<英数字およびアンダーライン(_)> ((1−8文字))

自HCSCサーバ名を指定します。CSM_SV_NAME環境変数にHCSCサーバ名を設定すると,このオプションの指定を省略できます。

-t <削除開始日時> 〜<半角数字>

指定した日時より以前の実行履歴レコードを削除します。なお,利用できる日時の形式は次の形式です。また,日時には存在するものを指定してください。

-d <日数> 〜<整数> ((0−365))

指定した日数より以前の実行履歴レコードを削除します。日数を日単位で指定してください。0を指定した場合,削除対象のすべての実行履歴を削除します。

-m <メッセージ共通ID> 〜<英数字および記号,コロン(:),およびピリオド(.)> ((1−75文字))

指定したメッセージ共通IDに合致する実行履歴レコードを削除します。

-c <クライアント相関ID> 〜<英数字および記号> ((1−255文字))

指定したクライアント相関IDに合致する実行履歴レコードを削除します。

-a <サービスアダプタまたはビジネスプロセスのサービスID> 〜<英数字およびアンダーライン(_)> ((1−8文字))

指定したサービスアダプタまたはビジネスプロセスのサービスIDに合致する実行履歴レコードを削除します。

-u <DBユーザID>

HCSCサーバで使用しているデータベースのユーザIDを指定します。HCSCサーバが起動している場合は,このオプションを指定しても無効になります。HCSCサーバが停止している場合は,必ずこのオプションを指定します。ただし,次の条件を満たす場合は,このオプションを省略できます。

また,HCSCサーバが停止している場合でも,データベースの設定で認証が必要ないときは,このオプションを指定しないでください。

-p <DBパスワード>

HCSCサーバで使用しているデータベースのパスワードを指定します。HCSCサーバが起動している場合は,このオプションを指定しても無効になります。HCSCサーバが停止している場合は,必ずこのオプションを指定します。ただし,次の条件を満たす場合は,このオプションを省略できます。

また,HCSCサーバが停止している場合でも,データベースの設定で認証が必要ないときは,このオプションを指定しないでください。

戻り値

戻り値 意味
0 正常終了しました。
1 コマンドが異常終了しました。
9 実行権限のチェックエラーが発生しました。

注意事項