Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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サービス情報変更定義ファイル

形式

次の(1)〜(4)に示す情報が,キーの昇順でソートされて出力されます。

(1)Webサービス用サービスアダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout=読み込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout=接続タイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout=書き込みタイムアウト値
 

(2)SessionBean用サービスアダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookup_Name=ルックアップ名
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_j2ee_timeout=呼び出しタイムアウト値
 

(3)MDB(WS-R)用サービスアダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.local_call={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURL
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.max_message_num=転送キューが保持できるメッセージの最大数
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.qos_in_order={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.rdarea_name=転送キュー作成先RDエリア名
 

(4)MDB(DBキュー)用サービスアダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名
 

機能

サービスアダプタのサービス情報の変更を設定します。

ファイルの格納先

cscsvcctlコマンドの-getfileオプションに指定したパスに格納されます。

設定できるパラメタ

(1)Webサービス用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout=読み込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus SOAPアプリケーション開発ガイド」のクライアント定義ファイルの設定に関する内容の「c4web.application.socket_read_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout=接続タイムアウト値

サービスアダプタのソケットの接続タイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus SOAPアプリケーション開発ガイド」のクライアント定義ファイルの設定に関する内容の「c4web.application.socket_connect_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout=書き込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの書き込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus SOAPアプリケーション開発ガイド」のクライアント定義ファイルの設定に関する内容の「c4web.application.socket_write_timeout」の説明を参照してください。

(2)SessionBean用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookup_Name=ルックアップ名

サービス部品の呼び出しに使用するルックアップ名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_j2ee_timeout=呼び出しタイムアウト値

サービス部品の呼び出しタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus SOAPアプリケーション開発ガイド」のクライアント定義ファイルの設定に関する内容の「c4web.application.ejb_j2ee_timeout」の説明を参照してください。

(3)MDB(WS-R)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名

サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.local_call={true|false}

サービスアダプタがローカルホスト,またはリモートホストのどちらのサービス部品に接続するかを指定します。

サービス情報変更定義ファイルで設定するパラメタに,すべて正しい値を指定している場合だけ,local_callの値をtrueからfalseへ変更できます。なお,local_callの値は,falseからtrueへ変更しないでください。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURL

サービスアダプタが使用する転送キューのメッセージ転送先を指定します。メッセージ転送先には,転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURLを指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.max_message_num=転送キューが保持できるメッセージの最大数 〜<数字>((1−65535))

サービスアダプタが使用する転送キューが保持できるメッセージの最大数を指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.qos_in_order={true|false}

サービスアダプタが使用する転送キューがメッセージを正しい順序で転送することを保証するかどうかを指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.rdarea_name=転送キュー作成先RDエリア名 〜<半角英数字,アンダーライン(_)および半角スペース( )>((30バイト以内))

サービスアダプタが使用する転送キューの作成先のRDエリア名を指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。なお,ALLは指定しないでください。

(4)MDB(DBキュー)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名

サービス部品に関連づけられているキュー名を指定します。

使用方法