(a)　一件ずつ削除する場合

画面によってプロセスインスタンスの実行履歴を一件ずつ削除する手順を次に示します。

1. プロセスインスタンスを検索します。
2. 検索結果一覧から，プロセスインスタンスの状態を確認します。
3. 状態が「完了」であるプロセスインスタンスの詳細情報を取得して，プロセスインスタンスを特定します。
4. 検索結果一覧から，該当するプロセスインスタンスの実行履歴を選択します。
5. ［履歴削除］ボタンをクリックします。
   プロセスインスタンス実行履歴削除の実行確認ダイアログが表示されます。
   「実行中」のプロセスインスタンスを含む場合は，実行中のプロセスインスタンスの実行履歴を削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。
   
6. ［OK］ボタンをクリックします。
   プロセスインスタンスの実行履歴が削除され，プロセスインスタンスの実行履歴削除の実行結果ダイアログが表示されます。
   
7. ［OK］ボタンをクリックします。
   検索結果一覧が更新されます。
   

(b)　一括して削除する場合

画面によってプロセスインスタンスの実行履歴を一括削除する手順を次に示します。

1. プロセスインスタンスを検索します。
2. 検索結果一覧から，プロセスインスタンスの状態を確認します。
3. 状態が「完了」であるプロセスインスタンスの詳細情報を取得して，プロセスインスタンスを特定します。
4. 検索結果一覧から，該当するプロセスインスタンスの実行履歴を選択します。
   ［Ctrl］キーまたは［Shift］キーを使用して，複数のプロセスインスタンスを選択します。
   
5. ［履歴削除］ボタンをクリックします。
   プロセスインスタンス実行履歴削除の実行確認ダイアログが表示されます。
   「実行中」のプロセスインスタンスを含む場合は，実行中のプロセスインスタンスの実行履歴を削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。
   
6. ［OK］ボタンをクリックします。
   プロセスインスタンスの実行履歴が削除され，プロセスインスタンスの実行履歴削除の実行結果ダイアログが表示されます。
   
7. ［OK］ボタンをクリックします。
   検索結果一覧が更新されます。
   

   注意

   一括削除に失敗した場合，選択したプロセスインスタンスはまったく削除されません。

(a)　一件ずつ削除する場合

コマンドによってプロセスインスタンスの実行履歴を一件ずつ削除する手順を次に示します。

1. アクセスするHCSCサーバを決定します。
2. cscpiselectコマンドで，実行が完了したプロセスインスタンスを検索します。
3. 検索結果から，削除対象のプロセスインスタンスのプロセスIDを特定します。
4. 次のコマンドを実行して削除します。
   
   • where句を指定する場合
     

     cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> ｛-where <where句>※1｜-wherefile <where句が記載されたファイル名>※1｝※2

     注※1　削除対象のプロセスインスタンスの削除条件を指定します。

     注※2　どちらか一つを指定します。

     
     
   • IDのリストが記載されたファイルを指定する場合
     

     cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -idlist <IDのリストが記載されたファイル名>

（例）次の条件で，コマンドを入力して，プロセスインスタンスの実行履歴を削除します。

• 削除対象のプロセスID：MyServer_010209010042_XXXPurchaseRegisterService_1142479241203_760331597_2115
• アクセスするHCSCサーバ：MyCSC

コマンド

• -wherefileオプションを指定した場合
  

  cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc MyCSC -wherefile delete_where.txt

  delete_where.txtの内容
  

  ProcessID = 'MyServer_010209010042_XXXPurchaseRegisterService_1142479241203_760331597_2115'

• -idlistオプションを指定した場合
  

  cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc MyCSC -idlist delete_id_list.txt

  delete_id_list.txtの内容
  

  MyServer_010209010042_XXXPurchaseRegisterService_1142479241203_760331597_2115

cscpideleteコマンドの詳細については，「10.　コマンド」の「cscpidelete（プロセスインスタンスの実行履歴の削除）」を参照してください。

(b)　一括して削除する場合

コマンドによるプロセスインスタンスの実行履歴の一括削除では，完了したプロセスインスタンスの実行履歴を削除する場合や，すべてのプロセスインスタンスの実行履歴を削除する場合などがあります。例えば，テストから本番への移行時などに，すべてのプロセスインスタンスの実行履歴を一括削除します。

コマンドによってプロセスインスタンスの実行履歴を一括削除する手順を次に示します。

完了したプロセスインスタンスの実行履歴を一括削除するとき

1. アクセスするHCSCサーバを決定します。
2. 次のコマンドを実行して，完了したプロセスインスタンスの実行履歴を削除します。
   

   cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> ｛-where <where句>｜-wherefile <where句が記載されたファイル名>｝※

   注※　どちらか一つを指定します。

   
   

（例）次の条件で，コマンドを入力して，プロセスインスタンスの実行履歴を一括削除します。

• プロセスインスタンスの状態：「完了」
• アクセスするHCSCサーバ：MyCSC

コマンド

cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc MyCSC -wherefile delete_where.txt > yyyymmdd_delete_result.txt

delete_where.txtの内容

State='Completed'

注　State='Completed'以外の条件を指定すると，完了したプロセスインスタンス以外の削除条件で削除されるため，注意が必要です。

cscpideleteコマンドの詳細については，「10.　コマンド」の「cscpidelete（プロセスインスタンスの実行履歴の削除）」を参照してください。

すべてのプロセスインスタンスの実行履歴を一括削除するとき

1. アクセスするHCSCサーバを決定します。
2. 次のコマンドを実行して削除します。
   

   cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -force

（例）次の条件で，コマンドを入力して，すべてのプロセスインスタンスの実行履歴を一括削除します。

• アクセスするHCSCサーバ：MyCSC

コマンド

cscpidelete -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc MyCSC -force > yyyymmdd_delete_result.txt

cscpideleteコマンドの詳細については，「10.　コマンド」の「cscpidelete（プロセスインスタンスの実行履歴の削除）」を参照してください。