Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
開発環境で作成したデータ変換定義に値置換えファンクションが含まれる場合,値置換えファンクションで利用する変換テーブルを,システムプロパティファイル(usrconf.properties)に登録します。
- usrconf.propertiesの格納先
<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC\server\usrconf\ejb\<サーバ名称>\usrconf.properties
- usrconf.propertiesへの登録方法
- usrconf.propertiesに,変換テーブルID,変換テーブルの格納先,変換テーブルの合計ファイルサイズ,および使用する文字コードを記述します。格納先と文字コードの情報を一組として記述します。複数の変換テーブルについて記述できます。
- usrconf.propertiesに記述する内容と形式を次に示します。
:
csc.dt.valueTable.<変換テーブルID>=<変換テーブルの格納ディレクトリ>
csc.dt.valueTableSize=<変換テーブルの合計ファイルサイズ>
csc.dt.encodeType.<変換テーブルID>=[MS932|UTF8|UTF16_BIG|UTF16_LITTLE]
:
|
- <変換テーブルID>
- 変換テーブルIDとして任意の名称を指定します。変換テーブルIDは,開発環境の値置換えダイアログで値置換えファンクションを定義する際,使用する変換テーブルの指定に使用します。
- <変換テーブルの格納ディレクトリ>
- 変換テーブルを保存したディレクトリを絶対パスで指定します。
- <変換テーブルの合計ファイルサイズ><<10>>
- 変換テーブルの合計ファイルサイズ(単位:キロバイト)を指定します。合計ファイルサイズには,正の整数を指定します。指定範囲は,1〜2097151です。指定を省略した場合は,10が仮定されます。
- [MS932|UTF8|UTF16_BIG|UTF16_LITTLE]
- 変換テーブルに使用している文字コードを指定します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.