開発環境と運用環境では,システム構成定義を格納したリポジトリをインポートおよびエクスポートして,情報を共有します。また,HCSCコンポーネントをパッケージングして作成したEARファイルも,リポジトリを介して受け渡します。
開発環境と運用環境の間で受け渡される,システム構成定義およびEARファイルの流れを次の図に示します。
図4-4 システム構成定義およびEARファイルの流れ
- 運用環境(テスト環境)で,HCSC簡易セットアップ機能を使用してセットアップします。
- 運用環境(テスト環境)でリポジトリをエクスポートします。
- 運用環境(テスト環境)から提供されたZIPファイルを開発環境でインポートします。
- 開発環境でHCSCコンポーネントをパッケージングします。
EARファイルが開発環境のリポジトリに作成されます。
- 開発環境で,HCSCコンポーネントを実行環境にどのように配備するかを定義(配備定義)します。
システム構成定義が更新されます。
- 開発環境でリポジトリをエクスポートします。
- 開発環境から提供されたZIPファイルを運用環境(本番環境)でインポートします。
- 運用環境(本番環境)でHCSCコンポーネントを配備します。
- ポイント
- 開発環境と運用環境で,同じディレクトリをリポジトリとして共用することもできます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.