Cosminexus サービスプラットフォーム 概説

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4.5.2 運用環境の構築

実行環境のHCSCサーバを運用管理する運用環境を構築します。実行環境をEclipseの画面で操作するために,次の設定を実施します。

<この項の構成>
(1) 各種カスタマイズの設定
(2) ユーザ権限の設定
(3) HCSC-Managerコマンド共通項目の設定
(4) HCSCサーバの構成の設定
(5) HCSCサーバのセットアップの設定
(6) HCSCサーバランタイムの設定

(1) 各種カスタマイズの設定

カスタマイズに必要な情報をHCSC-Manager定義ファイルとして定義します。運用環境では,次の内容をカスタマイズできます。

(2) ユーザ権限の設定

運用環境から実行する操作は,Cosminexus Management-Server経由でHCSCサーバにアクセスします。また,HCSCサーバでは専用のデータベースにアクセスします。

そのため,次のユーザの情報を設定します。

(3) HCSC-Managerコマンド共通項目の設定

運用環境で使用するコマンドの必須項目の省略値をHCSC-Managerコマンド共通定義ファイルに定義します。省略値を定義しておくと,コマンド入力時にそのオプションの入力を省略できます。

(4) HCSCサーバの構成の設定

HCSCサーバの構成定義に必要な情報をHCSCサーバ構成定義ファイルとして定義します。

(5) HCSCサーバのセットアップの設定

各HCSCサーバのセットアップ時に必要な情報をHCSCサーバセットアップ定義ファイルとして定義します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルは,サンプルファイルを利用して作成できます。

(6) HCSCサーバランタイムの設定

HCSCサーバの起動時に必要なランタイム情報をHCSCサーバランタイム定義ファイルとして定義します。HCSCサーバランタイム定義ファイルは,サンプルファイルを利用して作成できます。