インスタントセットアップ機能で構築した環境は,インスタントセットアップ機能を使用してJ2EEサーバの設定内容を変更できます。
ここでは,インスタントセットアップ機能でJ2EEサーバの設定内容を変更する手順を次に説明します。
- 注意
- インスタントセットアップ機能の実行中に,[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログが表示された場合の対処方法については,「2.3.3 標準セットアップ」の注意事項を参照してください。
- スタートメニューから,[プログラム]−[Cosminexus]−[Application Development Plug-in]−[開発環境インスタントセットアップ]を選択します。
インスタントセットアップ機能が起動して,[開発環境インスタントセットアップ]ダイアログの[操作の選択]ページが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU021001.GIF)
- 参考
- 起動オプションを使用して,インスタントセットアップ機能を起動したい場合は,「2.3.3 標準セットアップ」の参考事項を参照してください。
- [設定変更]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
[設定変更]ページが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU021900.GIF)
- 必要に応じて,J2EEサーバの設定を変更します。
[∧]および[∨]ボタン,[↑]および[↓]キー,または直接数値を入力して設定してください。
| 項目名 |
設定値 |
| デバッグ接続のためのポート番号 |
J2EEサーバにデバッグ接続するために使用するポート番号を半角数字で設定します。
設定できる範囲は0〜65535です。 |
| HTTPのポート番号 |
J2EEサーバが利用するHTTPのポート番号を半角数字で設定します。
設定できる範囲は1〜65535です。 |
| 簡易Webサーバのポート番号 |
J2EEサーバが利用する簡易Webサーバのポート番号を半角数字で設定します。
設定できる範囲は1〜65535です。 |
| RMIレジストリのポート番号 |
J2EEサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を半角数字で設定します。
設定できる範囲は1〜65535です。 |
| ネーミングサービスのポート番号 |
J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスのポート番号を半角数字で設定します。
設定できる範囲は1〜65535です。 |
- [次へ]ボタンをクリックします。
[設定変更の確認]ページが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU022000.GIF)
- [設定変更の内容]エリアに表示された設定値を確認します。
- [実行]ボタンをクリックします。
[進行状況]ページが表示されます。
設定変更が終了すると,[設定変更の完了]ページが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU022100.GIF)
- [終了]ボタンをクリックします。
[開発環境インスタントセットアップ]ダイアログが閉じます。
- 参考
- インスタントセットアップ機能以外から環境を変更した場合
- インスタントセットアップ機能で構築したJ2EEサーバの設定は,インスタントセットアップ機能以外を使用しても変更できます。
- ただし,インスタントセットアップ機能以外で設定変更したJ2EEサーバを再度インスタントセットアップ機能で設定を変更しようとすると,エラーが発生する場合があります。
- エラーが発生した場合の対処
- 初めてエラーが発生した場合は,「2.3.3 標準セットアップ」の参考事項にあるエラーの対処方法のとおりに対処したあと,再度設定変更を実行してください。
- 2回以上エラーが発生した場合は,アンセットアップを実行して,環境を構築し直してください。
- 設定変更後の各サーバの状態
- インスタントセットアップ機能を使用して設定変更すると,各サーバは次の状態になります。
表2-6 設定変更後の各サーバの状態
| サーバ名 |
状態 |
| 運用管理エージェント |
○ |
| Management Server |
○ |
| J2EE サーバ |
×※ |
| パフォーマンストレーサ |
△ |
| 組み込みデータベース |
△ |
- (凡例)
- ○:開始 ×:停止 △:設定変更前と同じ状態
- 注※
- J2EEサーバが開始されたときに,変更した内容が有効になります。
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