インスタントセットアップ機能を実行する前に，次に示すEclipseおよびMyEclipseのアーカイブファイルを入手して，任意のフォルダに格納してください。

なお，Eclipseのアーカイブファイルの入手元URLについては，リリースノートを参照してください。MyEclipseのアーカイブファイルについては，提供されている媒体から入手してください。

また，入手したアーカイブファイルをアーカイブファイル格納用ディレクトリ（<Cosminexusのインストールディレクトリ>\ADP\archives）に格納しておくと，インスタントセットアップ機能実行時に自動的にアーカイブファイルを取り込むことができます。アーカイブファイル格納用ディレクトリにEclipse SDKおよびEclipse Platformのアーカイブファイルが両方存在する場合は，Eclipse SDKのアーカイブファイルを自動的に取り込みます。なお，Eclipse SDKにはEclipse PlatformおよびEclipse Java Development Toolsが含まれます。

表2-2　セットアップに必要なアーカイブファイル

アーカイブファイル	必須／任意
Eclipse SDK	○※1
Eclipse SDKのランゲージパック	△※2
Eclipse Platform	○※1
Eclipse Platformのランゲージパック	△※2
Eclipse Java Development Tools	○※3
Eclipse Java Development Toolsのランゲージパック	△※2
MyEclipse for Cosminexus	○

（凡例）

○：必須　△：任意

注

Eclipseのバージョン3.2.2以上に対応するアーカイブファイルを入手してください。

注※1

必要に応じて，どちらかを入手してください。

注※2

ランゲージパックを使用する場合は，対応するアーカイブファイルを入手してください。なお，サンプルプログラム（Bank）を実行する場合は，必ず入手してください。

注※3

Eclipse SDKをダウンロードする場合は，必要ありません。

次の条件に当てはまる場合，インスタントセットアップ機能で開発環境およびテスト用実行環境をセットアップできません。次に示す対応をしてください。

• インスタントセットアップ機能以外の方法でManagement Serverをセットアップしている場合は，Management Serverをアンセットアップする。
• インスタントセットアップ機能以外の方法でホストやサーバを構築している場合は，ホストおよびサーバを削除する。
• インスタントセットアップ機能以外の方法で組み込みデータベースをセットアップしている場合は，組み込みデータベースをアンセットアップする。
• コマンド拡張機能が無効の場合は，有効にする。
• 次のサービスのスタートアップの状態が「無効」になっている場合は，「自動」または「手動」に設定してください。
  
  • Cosminexus Management Server
  • Cosminexus Management Server - Administration Agent
  • HiRDB/EmbeddedEdition_CSO