Hitachi Web Server
MC/ServiceGuardに適用するための,Hitachi Web Serverの設定手順を次に示します。
環境設定については,次の点に注意してください。
フェイルオーバの結果,クライアントに返送されるサーバ名が変化する場合があります。このため,バーチャルホストでもServerNameディレクティブは必ず設定してください。
IPアドレスを指定するディレクティブ(<VirtualHost>,BindAddress,Listen,NameVirtualHost)では,定常IPアドレス(他ノードに移動できないIPアドレス)ではなく,再配置できるIPアドレス(パッケージに対して与えられ,他ノードに移動できるIPアドレス)を使用してください。
MC/ServiceGuardの起動の前には,"/opt/hitachi/httpsd/sbin/httpsdctl configtest"を実行し,サーバ設定が正しいことを確認してください。
コマンド"httpsdctl restart",又は"httpsdctl graceful"をコマンドラインから直接実行すれば,MC/ServiceGuard使用中にHitachi Web Serverの設定を変更できます。変更内容は,ほかのノードにも反映する必要があります。
待機ノードにも,1次ノードと同様のCRLを設定する必要があります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.