Hitachi Web Server

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

4.5.1 ユーザ名,及びパスワードによるアクセス制御

ユーザ名とそのパスワードはhtpasswdユティリティを使用して,パスワードファイルに登録します。登録されているユーザ名に対して,ホスト内のディレクトリやファイルなどのアクセス権を定義できます。htpasswdユティリティの使用方法については,「(1) ユーザ名とパスワードのパスワードファイルへの登録,及びパスワードの変更」を参照してください。

(例)C:\Program Files\Hitachi\httpsd\htdocs\ディレクトリ下を特定のユーザだけに公開する
htpasswdユティリティを使用してあらかじめユーザ名とパスワードをパスワードファイル(C:\Program Files\Hitachi\httpsd\htdocs\.htpasswd)に登録しておいてください。httpsd.confファイルに次に示すディレクティブを設定します。ユーザがC:\Program Files\Hitachi\httpsd\htdocs\にアクセスするとWebサーバはステータスコード401 Authorization Requiredを応答し,Webブラウザでユーザ名,及びパスワードの入力を要求します。
 
<Directory "C:/Program Files/Hitachi/httpsd/htdocs">
    AuthType Basic
    AuthName "realm 1"
    AuthUserFile "C:/Program Files/Hitachi/httpsd/htdocs/.htpasswd"
    Require valid-user
</Directory>
 
[図データ]
<この項の構成>
(1) ユーザ名とパスワードのパスワードファイルへの登録,及びパスワードの変更

(1) ユーザ名とパスワードのパスワードファイルへの登録,及びパスワードの変更

htpasswdユティリティを使用して,パスワードファイルにユーザ名,パスワードの登録,及び変更ができます。

htpasswdユティリティの使用方法について次に説明します。

(a) 形式
 
htpasswd 〔-b〕〔-c | -D〕 パスワードファイル名 ユーザ名パスワード
(b) オペランド
(c) 使用方法

パスワードファイル名と,登録するユーザ名,又はパスワードを変更するユーザ名を指定してhtpasswdを起動すると,そのユーザのパスワードの入力が要求されます。入力確認を含め,2回パスワードを入力すると,パスワードファイルにそのユーザのユーザ名と,パスワードが登録されます。

 
 C:\>"Program Files\Hitachi\httpsd\bin\htpasswd.exe" .passwd userxx     …1.
 New password:                                                          …2.
 Re-type new password:                                                  …3.
 Updating password for userxxx                                          …4.
 C:\>
 
  1. userxxのパスワードの変更
  2. 新パスワード入力
  3. 新パスワード再入力
  4. 新パスワードの登録終了

 

登録を削除する場合は,-Dオプション,パスワードファイル名,及び削除するユーザ名を指定してhtpasswdを起動します。

 
 C:\>"Program Files\Hitachi\httpsd\bin\htpasswd.exe" -D .passwd userxx  …1.
 Deleting passwd for userxx                                             …2.
 C:\>
 
  1. userxxの登録削除
  2. userxxの登録削除終了
(d) 注意事項

Windows版のパスワードの最大長は128文字です。ユーザ名の最大長は128文字です。UNIX版のパスワードの最大長は,パスワード読み取り関数であるシステムコールgetpass()の最大長と128文字のどちらか短い方です。getpass()についての詳細は,ご使用のOSのマニュアルを参照してください。