Hitachi Web Server

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2.1 Hitachi Web Serverを運用するためのシステム構成

Hitachi Web Serverを運用するために必要なシステム構成について説明します。

<この節の構成>
(1) ハードウェア構成
(2) ソフトウェア構成

(1) ハードウェア構成

(a) サーバ

このマニュアルの対象製品が動作できるハードウェア

<Hitachi Web Serverが使用するメモリ>
  • SSLを使用しない場合
    仮想メモリ容量:
  • Linux(32ビット),Solaris,AIXの場合
    5000KB+1800KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
  • HP-UX(PA-RISC)の場合
    5000KB+2300KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
  • HP-UX(IPF)の場合
    5000KB+2000KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
  • Linux(IPF)の場合
    5000KB+2600KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
  • SSLを使用する場合
    仮想メモリ容量:
  • Linuxの場合
    8000KB+2000KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
  • Solaris,AIXの場合
    8000KB+2500KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
  • HP-UX(PA-RISC),HP-UX(IPF)の場合
    8000KB+3000KB×Webサーバプロセス数+7KB×MaxClients値
 
更に,SSLセションキャッシュのために次に示すサイズのメモリが必要です。SSLセションについては「5.1.4 SSLセション管理」を参照してください。
(a+b×c) KB
a:SSLSessionCacheSizeディレクティブ指定値をKB単位で表した値
b:SSLSessionCacheSizePerChildディレクティブ指定値をKB単位で表した値
c:サーバプロセス数

<ハードディスク>
30MB以上
(b) クライアント

Webブラウザが動作できる端末

(c) ネットワーク関連

(2) ソフトウェア構成

(a) サーバ

ディレクトリサービス(LDAPサーバ)を利用してユーザ認証,及びアクセス保護をする場合に,必要なソフトウェア。

日立ディレクトリサービスの導入方法については,マニュアル「日立ディレクトリサービス 導入編」を参照してください。

なお,同じLDAP対応のディレクトリサービスとして「Sun Java(TM) System Directory Server」も使用できます。