Cosminexus システム運用ガイド

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5.6.4 データベースと接続中にトラブルが発生した場合

データベースとの接続中に,Cosminexusの構成ソフトウェアであるCosminexus DABroker Libraryでトラブルが発生した場合,Cosminexus DABroker Libraryによってデータベースとの接続は切り離されます。また,Cosminexus DABroker Libraryを強制終了した場合も同様です。

このとき,次の処理が実行されます。

トラブルへの対応後,必要に応じてデータベースに再接続してください。

また,データベースアクセス,Cosminexus DABroker LibraryまたはJDBCドライバでエラーが発生した場合,例外としてSQLExceptionがスローされます。このSQLExceptionオブジェクトのreasonには,次の項目が設定されています。トラブルへの対処に利用してください。

なお,次のエラーが発生した場合は,SQLExceptionはスローされません。

この場合は,JDBCインタフェースの仕様で決まっている処理が実行されます。

なお,データベースとしてHiRDB,またはOracleを利用している場合,性能解析トレースファイルに出力されたコネクションIDと,Cosminexus DABroker LibraryやHiRDBクライアント,またはOracleクライアントのログファイルやトレースファイルに出力されたコネクションIDを突き合わせて確認することで,トラブルが発生したコネクションを確認できます。確認方法については,「付録C データベースと接続中にトラブルが発生したコネクションの特定」を参照してください。