Cosminexus システム運用ガイド

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2.6.1 CTMの稼働統計情報の収集方法

CTMの稼働統計情報の出力と収集は,mngsvrutilコマンドにサブコマンド「collect」を指定して実行します。

CTMの稼働統計情報は,次のどれかの単位で収集できます。

なお,収集対象になるのは稼働中のCTMだけです。

CTMの稼働統計情報を出力,収集する場合のmngsvrutilコマンドの実行形式と実行例を次に示します。

運用管理ドメイン内のすべてのCTMを対象にする場合
実行形式
 
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザID> -p <管理パスワード> collect allCtmStatistics
実行例
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 collect allCtmStatistics
 

運用管理ドメイン内の指定したCTM,または指定したホスト内のCTMを対象にする場合
実行形式
 
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザID> -p <管理パスワード> -t <論理CTM名またはホスト名> [-k host] collect ctmStatistics
実行例
  • 指定したCTMの稼働統計情報を収集する場合
    mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 -t ctm01 collect ctmStatistics
     
  • 指定したホスト内のCTMの稼働統計情報を収集する場合
    mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 -t host01 -k host collect ctmStatistics
     

コマンドの実行結果は,標準出力またはファイルに出力されます。

mngsvrutilコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。