Cosminexus システム構築ガイド

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16.6 監査ログの収集/一元管理の設定

この節では,JP1/NETM/Auditと連携して監査ログの収集および一元管理をするための設定について説明します。JP1/NETM/Audit,およびその前提PP(JP1/Base,Microsoft IIS)の基本的な設定方法は,マニュアル「JP1/NETM/Audit」を参照してください。

JP1/NETM/Auditと連携して監査ログの収集および一元管理をするためには,次の表に示すJP1の製品を,それぞれのサーバにインストール,およびセットアップします。

表16-5 監査ログの収集および一元管理をするために使用するJP1プログラムの機能

JP1プログラム 機能 配置するサーバ
JP1/NETM/Audit JP1/Baseと連携して,アプリケーションサーバが出力する監査ログを収集します。また,収集した監査ログを監査ログ管理サーバのデータベースで一元管理します。
  • 監査ログ管理サーバ
JP1/Base 出力された監査ログを,JP1イベントとして送受信します。
  • 監査ログ管理サーバ
  • アプリケーションサーバ
  • 運用管理サーバ

なお,JP1/NETM/Auditと連携する場合のシステム構成については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」の監査ログの収集および一元管理に必要なプログラムに関する説明を参照してください。

<この節の構成>
16.6.1 監査ログの収集および一元管理に必要なプログラムのインストール
16.6.2 運用管理サーバ・アプリケーションサーバの設定
16.6.3 監査ログ管理サーバの設定