Cosminexus システム構築ガイド

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12.2.1 バッチサーバの動作設定として必ず設定する項目

バッチサーバを構築する場合には,動作設定で必ず設定しなければならない項目があります。バッチサーバの動作設定で必ず設定する項目を次の表に示します。

表12-2 バッチサーバの動作設定で必ず設定する項目(簡易構築定義ファイル)

項目 設定内容
バッチサーバとしてサーバを構築するための設定 バッチサーバとしてサーバを構築するには,論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に,次のパラメタを指定します。
  • batch.service.enabled
    バッチサーバとして構築するかどうかを指定します。パラメタの値は必ずtrueを指定してください。
SecurityManagerを使用しない設定 バッチサーバの場合,SecurityManagerは使用しません。SecurityManagerを使用しない設定をするには,論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に,次のパラメタを指定します。
  • use.security
    バッチサーバの起動時にSecurityManagerを使用するかどうかを指定します。パラメタの値は必ずfalseを指定してください。
ライトトランザクション機能を有効にするための設定 バッチサーバの場合,ローカルトランザクションを使用します。このため,ローカルトランザクションに最適化された環境を提供する,ライトトランザクション機能を使用します。
ライトトランザクション機能は次のパラメタで有効にします。
ただし,デフォルトの設定ではライトトランザクションが有効になっています。このため,このプロパティの設定を変更しないでください。このパラメタを設定する場合は,必ずfalseを指定してください。

注※ バッチサーバの場合,グローバルトランザクションは使用できません。