この節では,リソースアダプタの設定について説明します。リソースアダプタの設定には,次の二つの方法があります。
- J2EEリソースアダプタとしてデプロイして設定する方法
リソースアダプタを,直接J2EEサーバにデプロイして設定する方法です。
- J2EEアプリケーションに含めて設定する方法
J2EEアプリケーションに含めて使用するリソースアダプタに対して設定する方法です。
次に,それぞれの方法について説明します。
- 参考
- リソースアダプタがDB Connectorの場合,Cosminexusが提供するConnector属性ファイルのテンプレートファイルが使用できます。Connector属性ファイルのテンプレートファイルを使用すると,DB Connectorをインポートする前に,Connector属性ファイルを編集しておくことができます。このため,編集対象のConnector属性ファイルをサーバ管理コマンド(cjgetrarpropコマンドまたはcjgetrespropコマンド)で取得する操作が不要になります。Connector属性ファイルのテンプレートは,次の場所に格納されています。テンプレートファイルはコピーして使用してください。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC\admin\templates\
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/templates/
- なお,Connector属性ファイルのテンプレートファイル,およびテンプレートファイル使用時の注意事項については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
- 注意
- Cosminexus 07-00よりも前のバージョンで使用していたリソースアダプタをCosminexus 07-10以降で使用する場合には,リソースアダプタの移行作業が必要です。リソースの移行方法については,「付録A.8 リソースアダプタの移行コマンドの実行」を参照してください。
- <この節の構成>
- 9.3.1 リソースアダプタの設定の流れ(J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用する場合)
- 9.3.2 リソースアダプタの設定の流れ(J2EEアプリケーションに含めて使用する場合)
- 9.3.3 リソースアダプタの種類
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