セッション情報の引き継ぎを行うWebアプリケーションを含むJ2EEアプリケーションの開始時に,SFOサーバにWebアプリケーションの設定情報が登録されます。このため,J2EEアプリケーションの開始後にWebアプリケーションの設定を変更する場合,J2EEアプリケーションを再開始する前に,SFOサーバに登録されたWebアプリケーションの設定情報を削除する必要があります。
ここでは,Webアプリケーションの設定情報を削除するときの手順について説明します。
Webアプリケーションの設定情報の削除手順を次の図に示します。
図6-2 Webアプリケーションの設定情報の削除手順
![[図データ]](FIGURE/ZU062010.GIF)
図中の1.〜5.について説明します。
- 設定を変更するWebアプリケーションを含むJ2EEアプリケーションをすべて停止します。
J2EEアプリケーションの停止方法については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」を参照してください。
- SFOサーバが配置されているサービスユニットを停止します。
サービスユニット内のSFOサーバも停止されます。サービスユニットの停止には,Smart Composer機能のコマンドを使用します。サービスユニットの停止方法については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
- 手順2で停止したサービスユニットを開始します。
サービスユニット内のSFOサーバも開始されます。SFOサーバの再開始によって,SFOサーバに登録されているWebアプリケーションの設定情報は,すべて削除されます。サービスユニットの開始には,Smart Composer機能のコマンドを使用します。サービスユニットの開始方法については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
- 注意
- SFOサーバを再開始すると,SFOサーバに冗長化されているグローバルセッション情報もすべて削除されるため注意が必要です。また,SFOサーバで複数のWebアプリケーションのグローバルセッション情報を冗長化している場合,すべてのWebアプリケーションの設定情報,およびグローバルセッション情報が削除されるため注意してください。
- Webアプリケーションの設定を変更します。
セッション情報の引き継ぎを行うWebアプリケーションの設定の変更方法については,「6.2.6 セッション情報の引き継ぎを行うWebアプリケーションの設定変更」を参照してください。
- Webアプリケーションの設定変更が完了したら,J2EEアプリケーションを再開始します。
J2EEアプリケーションの開始方法については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.