JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 導入ガイド
大量の資産を管理する場合,その情報を管理する資産管理データベースのメンテナンスや,資産の運用状況の監視をどのように効率良く実行するかが課題となってきます。
Asset Information Managerでは,資産情報を一括して管理している資産管理データベースのメンテナンスと運用状況の監視を,Windowsのタスクスケジューラを利用して実行できます。タスクによって,指定した日時に自動的に処理が実行されるので,データベースのメンテナンスや管理している情報の監視に掛かる資産管理者の負荷を軽減できます。
なお,JP1/NETM/DMで取得したインベントリ情報の場合は,Asset Information Managerの提供するサービス「Asset Information Synchronous Service」で監視することで,JP1/NETM/DMでの変更をリアルタイムに資産管理データベースに反映できます。
タスクを利用して,資産管理データベースのメンテナンスおよび運用状況の監視を実行する概念を次の図に示します。
図1-5 タスクを利用して資産管理データベースのデータを更新および監視する概念
タスクスケジューラでのタスクの設定方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.9 タスクスケジューラに登録されるタスクの設定」を参照してください。
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