JP1/NETM/Client Security Control
セキュリティ対策状況の推移(統計データ)を部署ごとに確認できます。クライアントセキュリティ管理画面から検索できる統計データの項目は次の3種類です
- 評価点
セキュリティ対策状況を評価した点数の推移です。
- 対策率
更新プログラムの判定やウィルス対策製品の判定など,判定ポリシーで指定した各判定項目に対して,危険レベルが安全と判定されたクライアントの割合の推移です。
- ユーザ定義の対策率
ユーザ定義の判定で設定した判定項目に対して,危険レベルが安全と判定されたクライアントの割合の推移です。
検索した評価点,対策率,およびユーザ定義の対策率の推移をグラフ表示したり,CSV形式のファイルに出力したりできます。対策率に関しては,判定項目ごとの推移も確認できます。セキュリティ対策情報の推移をグラフ化することで,セキュリティ上の問題が短期的な問題なのか,あるいは長期的な問題なのかを把握できます。
この機能はAIMの管理者,CSC管理者およびCSC利用者が使用できます。
対策率およびユーザ定義の対策率は,危険レベルが安全と判定されたクライアントの割合です。なお,ユーザ定義の対策率はユーザ定義の判定で設定した判定項目ごとに対策率を計算します。
対策率およびユーザ定義の対策率の計算式を次に示します。
- 注意
- 小数点第二位以下は切り捨てられます。
統計データの概要を次の図に示します。
図10-14 統計データの概要
- <この節の構成>
- 10.4.1 統計データを蓄積する
- 10.4.2 統計データを検索する
- 10.4.3 統計データをCSV出力する
- 10.4.4 統計データをグラフ表示する
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