JP1/Performance Management - Agent Option for IBM WebSphere MQ
PFM - Agent for IBM WebSphere MQを用いたパフォーマンス監視は,主に次の目的で使用できます。
システムを運用する場合,システムを構成する要素が正しく稼働しているかを確認することは大変重要なことです。システムが正しく稼働しているかを確認するため,次の要素を監視します。
- 必要なアプリケーションが動作しているか
- アプリケーションがメッセージを書き込めるか,または読み込めるか
- チャネルの状況
- キューマネージャーの状況
システムを運用する場合,システムが十分な性能のサービスを提供しているかどうかを確認することは大変重要なことです。システムのサービスを確認するため,次の要素を監視します。
- メッセージキューに入っているメッセージの使用率
- メッセージキューにアクセスしているアプリケーションの数
- イベントが発生しているか
- 未コミットメッセージが発生しているか
このように,システムを安定稼働させるには,PFM - Agent for IBM WebSphere MQを用いて正しくパフォーマンスを監視することが重要です。
ここでは,PFM - Agent for IBM WebSphere MQを用いてパフォーマンスを監視し,システムを安定稼働させる方法について紹介します。
パフォーマンスの監視方法について,例を挙げて紹介しますが,しきい値はあくまで参考値です。具体的なしきい値については,ベースラインを測定し決定してください。また,具体的な設定項目については,システムの運用形態に合わせて,検討してください。
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