JP1/Performance Management - Agent Option for BEA WebLogic Server
- <この項の構成>
- (1) OSのログ情報
- (2) Performance Managementの情報
- (3) オペレーション内容
- (4) 画面上のエラー情報
- (5) その他の情報
(1) OSのログ情報
OSのログ情報で,採取が必要な情報を次の表に示します。
表8-6 採取が必要なログ情報(Windowsの場合)
情報の種類 概要 デフォルトのファイル名 jpcrasコマンドでの採取 システムログ Windowsイベントログ − ○ プロセス情報 プロセスの一覧 − ○ システムファイル hostsファイル システムフォルダ\system32\drivers\etc\hosts ○ servicesファイル システムフォルダ\system32\drivers\etc\services ○ OS情報 システム情報 − ○ ネットワークステータス − ○ ホスト名 − ○ ダンプ情報 ワトソンログファイル
- Windows 2000 Serverの場合
システムドライブ\Documents and Settings\All Users\Documents\DrWatson\drwtsn32.log※
システムドライブ\Documents and Settings\All Users\Documents\DrWatson\user.dump※
- Windows Server 2003の場合
システムドライブ\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Dr Watson\drwtsn32.log※
システムドライブ\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Dr Watson\user.dump※
○
- (凡例)
- ○:採取できる
- −:該当しない
- 注※
- 別のフォルダにログファイルが出力されるように設定している場合は,該当するフォルダから資料を採取してください。
(2) Performance Managementの情報
Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。
表8-7 採取が必要なPerformance Managementの情報(Windowsの場合)
情報の種類 概要 デフォルトのファイル名 jpcrasコマンドでの採取 共通メッセージログ Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式) インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※1 ○ Performance Managementから出力されるメッセージログ
(ラップラウンドファイル方式)インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※1 ○ 構成情報 各構成情報ファイル − ○ jpcctrl listコマンドの出力結果 − ○ バージョン情報 製品バージョン − ○ 履歴情報 − ○ データベース情報 Agent Storeサービス
- Storeバージョン1.0の場合
インストール先フォルダ\agts\store\インスタンス名\*.DB
インストール先フォルダ\agts\store\インスタンス名\*.IDX
- Storeバージョン2.0の場合
インストール先フォルダ\agts\store\インスタンス名\STPD
インストール先フォルダ\agts\store\インスタンス名\STPIフォルダ下の次に示すファイル
*.DB
*.IDX
○ トレースログ Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報 −※2 ○ インストールログ※3 インストール時のメッセージログ
(Windows 2000 Server,Windows Server 2003の場合)%TEMP%\pfm_inst.log ×
- (凡例)
- ○:採取できる
- ×:採取できない
- −:該当しない
- 注※1
- 共通メッセージログのログファイル名には,末尾に「01」または「02」が付加されます。
- シーケンシャルファイル(jpclog)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ログファイル名の末尾が「01」から「02」に変更され,ファイル名の末尾が「01」のログファイルが新規作成されます。そのあと出力されるログ情報は,末尾が「01」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,上書きされます。最新のログは常にファイル名の末尾が「01」のログファイルに出力されます。
- ラップラウンドファイル(jpclogw)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ファイル名の末尾が「02」のログファイルが新規作成されます。そのあと出力されるログ情報は,末尾が「02」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,末尾が「02」のログファイルのデータをすべて削除し,先頭行からログが出力されます。そのあとログの出力ファイルが交互に入れ替わります。
- ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- 注※2
- トレースログの格納先フォルダについては,「8.3.2 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。
- 注※3
- インストールに失敗した場合に採取してください。
(3) オペレーション内容
トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。
- オペレーション内容の詳細
- トラブル発生時刻
- マシン構成(各OSのバージョン,ホスト名,PFM - ManagerとPFM - Agentの構成など)
- 再現性の有無
- PFM - Web Consoleからログインしている場合は,ログイン時のPerformance Managementユーザー名
(4) 画面上のエラー情報
次に示すハードコピーを採取してください。
- アプリケーションエラーが発生した場合は,操作画面のハードコピー
- エラーメッセージダイアログボックスのハードコピー(詳細ボタンがある場合はその内容を含む)
- コマンド実行時にトラブルが発生した場合は,[コマンドプロンプト]ウィンドウのハードコピー
(5) その他の情報
その他の必要な情報を次に示します。
- コマンド実行時にトラブルが発生した場合
- コマンドに指定した引数
- Windows 2000 Serverの場合
- Windowsの[イベントビューア]ウィンドウの,[システムログ]および[アプリケーションログ]の内容
- [コンピュータの管理]の[システム情報]の内容,または[アクセサリ]−[システムツール]−[システム情報]の内容
- Windows Server 2003の場合
- Windowsの[イベントビューア]ウィンドウの,[システム]および[アプリケーション]の内容
- [アクセサリ]−[システムツール]−[システム情報]の内容
- 監視対象WebLogic Serverの情報
- WebLogic Serverで動作しているJava VMの情報
Sun JDKまたはBEA JDK(JRockit)のバージョン
- WebLogic Serverのバージョン
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