JP1/Performance Management - Agent Option for BEA WebLogic Server
WebLogic Serverの動作基盤であるJavaVMのヒープ使用率を監視することで,WebLogic Server全体の処理性能の低下を検出したり,予測したりできます。
JavaVMのヒープ使用率は,ソリューションセットで提供している「Java Heap」アラームを使用することで監視できます。
ソリューションセット「Java Heap」アラームを次の表に示します。
表1-2 ソリューションセット「Java Heap」アラーム
アラーム 使用レコード 使用フィールド 異常条件 警告条件 値の見方 Java Heap PI_JVM Heap Size % Heap Size % >= 95 Heap Size % >= 75 Javaヒープの使用率(%)。
- しきい値に対する考え方
- Javaヒープの使用率が高い場合,十分な空きメモリー量を確保できなくてガベージコレクションが頻発したり,メモリー不足によるアプリケーションエラーが発生したりして,WebLogic Serverがダウンするおそれがあります。
- 対処方法
- ヒープ使用率が高くなった要因を調査してください。主な要因としては,リクエスト数の増大や,アプリケーションのメモリーリークの発生が考えられます。リクエスト数の増大が要因の場合は,メモリー量を調整してください。
Java Heapアラームの詳細については,「5. ソリューションセット」の「Java Heap」を参照してください。
Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.
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