JP1/Performance Management - Agent Option for BEA WebLogic Server
パフォーマンスデータは,「レコード」の形式で収集されます。各レコードは,「フィールド」と呼ばれるさらに細かい単位に分けられます。レコードおよびフィールドの総称を「データモデル」と呼びます。
レコードは,性質によって二つのレコードタイプに分けられます。どのレコードでどのパフォーマンスデータが収集されるかは,PFM - Agent for WebLogic Serverで定義されています。ユーザーは,PFM - Web Consoleを使用して,どのパフォーマンスデータのレコードを収集するか選択します。
PFM - Agent for WebLogic Serverのレコードタイプを次に示します。
- Product Intervalレコードタイプ(以降,PIレコードタイプと省略します)
PIレコードタイプのレコードには,ある一定の時間(インターバル)ごとのパフォーマンスデータが要約ルールに従って収集されます。PIレコードタイプは,時間の経過に伴う監視対象の状態の変化や傾向を分析したい場合に使用します。
- Product Detailレコードタイプ(以降,PDレコードタイプと省略します)
PDレコードタイプのレコードには,WebLogic Serverの稼働状態など,その時点のパフォーマンスデータが収集されます。PDレコードタイプは,ある時点での監視対象の状態を知りたい場合に使用します。
レコードについては,「6. レコード」を参照してください。
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