JP1/Performance Management - Analysis
この節では,PFM - Analysisを使用しているときに発生したトラブルの対処方法を説明します。
- <この節の構成>
- (1) PAMDBセットアップ時またはPAMDB起動時にアプリケーションエラーが表示される
(1) PAMDBセットアップ時またはPAMDB起動時にアプリケーションエラーが表示される
PAMDBセットアップ時またはPAMDB起動時に「アプリケーションを正しく初期化できませんでした。」という内容のアプリケーションエラーが表示された場合,OSのデスクトップヒープが不足している可能性があります。デスクトップヒープの値を変更する手順を次に示します。
- 注意事項
- レジストリーエディターは,使い方を誤ると問題が発生することがあるため,十分注意して変更してください。
- PFM - Analysisのすべてのサービスを停止する。
- レジストリーエディターを使用して,非対話型デスクトップ(サービス)のデスクトップヒープのレジストリー値を修正する。
レジストリーキー
レジストリー値
HKEY_LOCAL_MACHINE +SYSTEM +CurrentControlSet +Control +Session Manager +SubSystems
値
Windows
デスクトップヒープの値は,SharedSectionの3番目のパラメーターです(下線部)。3番目のパラメーターが省略されている場合は,2番目のパラメーターの値がデスクトップヒープに割り当てられます。下線部を,1024に変更してください。変更しても不足する場合は,さらに大きい値を指定してください。
%SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory =\Windows SharedSection=1024,3072,512 … Windows=On SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1 ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3 ServerDll=winsrv:ConServerDllInitialization,2 ProfileControl=Off MaxRequestThreads=16
なお,デスクトップヒープの値は,システム全体で最大48メガバイトです。大きな値を指定すると,ほかのプログラムが起動できなくなるおそれがあります。
- OSを再起動する。
各Windows Stationで使用するデスクトップヒープの量を簡単に調べることができないため,ご使用の環境に合わせて調整してください。
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