JP1/Performance Management - Analysis

11.2.5　PAMDBセットアップ定義ファイル（pamdbsetup.conf）

PAMDBのセットアップ時に必要な項目を定義します。pamdbsetupコマンドを実行する前に，このファイルをご使用の環境に合わせて設定してください。

＜この項の構成＞

(1)　書式

(2)　定義内容

(3)　定義例

(1)　書式

 
[Database Scale]
database_scale={S｜M｜L｜LL}
 
[Cluster]
cluster_flag={Y｜N}
cluster_mode={ONLINE｜STANDBY}
shared_directory=共有ディスク上のPAMDBの領域作成先ディレクトリ名
host_name_flag=
online_unit_std_host_name=
online_unit_host_name=
 
[Port Number]
port_number=ポート番号
 
[Rdarea Directory]
rdarea_directory=
systemA_directory=
systemB_directory=
 
[Raw Alias Name]
raw_alias_name=
 
[Input File Directory]
input_file_directory=
 
[Hirdb Directory]
hirdb_directory=

(2)　定義内容

Database Scaleセクション

PAMDBの領域サイズを定義します。

表11-17　Database Scaleセクションの定義内容

キー名	必須	指定する値
database_scale ((S，M，L，LLのどれか))《M》	−	PAMDBが使用する領域のサイズを指定します。S，M，L，LLの，それぞれ必要なディスク容量と想定される運用環境については，「4.2.4　PAMDBの運用に関する注意事項」を参照してください。

（凡例）

−：オプション項目

Clusterセクション

クラスタ構成で運用する場合の設定項目を定義します。

表11-18　Clusterセクション

キー名	必須	指定する値
cluster_flag ((YまたはN))《N》	−	クラスタシステム用のセットアップをするかどうかを指定します。クラスタシステム用のセットアップをする場合は「Y」を，しない場合は「N」を指定してください。
cluster_mode ((ONLINEまたはSTANDBY))	−	現用系のセットアップか，予備系のセットアップかを指定します。cluster_flagにYを指定した場合は，設定が必要です。cluster_flagにNを指定した場合，設定は無視されます。
shared_directory ((50バイト以内の文字列))	−	共有ディスク上のPAMDBの領域を作成するディレクトリ名をフルパスで指定します。cluster_flagにYを指定した場合は，設定が必要です。指定したディレクトリがない場合は，pamdbsetupコマンド実行時に自動的に作成されます。空白を含んだパスを指定する場合でも，「"（ダブルクォーテーション）」で囲まないでください。なお，cluster_flagにNを指定した場合，設定は無視されます。
host_name_flag	−	この項目は編集できません。
online_unit_std_host_name	−	この項目は編集できません。
online_unit_host_name	−	この項目は編集できません。

（凡例）

−：オプション項目

Port Numberセクション

表11-19　Port Numberセクションの定義内容

キー名	必須	指定する値
port_number ((5001〜65535)) 《20309》	−	PAMDB用のポート番号を指定します。

（凡例）

−：オプション項目

Rdarea Directoryセクション

このパラメーターは，編集できません。

Raw Alias Nameセクション

このパラメーターは，編集できません。

Input File Directoryセクション

このパラメーターは，編集できません。

Hirdb Directoryセクション

このパラメーターは，編集できません。

(3)　定義例

PAMDBセットアップ定義ファイルの定義例を次に示します。この定義例では，PFM - Analysis Managerをクラスタシステムの現用系で運用するよう定義しています。

[Database Scale]
database_scale=M
 
[Cluster]
cluster_flag=Y
cluster_mode=ONLINE
shared_directory=K:\jp1pam\manager\db\
host_name_flag=
online_unit_std_host_name=
online_unit_host_name=
 
[Port Number]
port_number=20309
 
[Rdarea Directory]
rdarea_directory=
systemA_directory=
systemB_directory=
 
[Raw Alias Name]
raw_alias_name=
 
[Input File Directory]
input_file_directory=
 
[Hirdb Directory]
hirdb_directory=

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