JP1/Performance Management - Analysis
形式
paalog.sh[-f ファイル名またはデバイス名][-s][ディレクトリ名またはファイル名...]
機能
PFM - Analysis Adaptorで障害が発生した場合に,資料を採取・バックアップします。採取できる資料については,「15.4 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。
なお,paalog.shはシェルスクリプトのため,実行するにはセットアップが必要です。「3.3.5 ログ情報の採取設定」を参照し,実行前にセットアップしておいてください。
paalog.shは,ルートディレクトリの直下で,tarコマンドを使用して資料を採取するディレクトリまたはファイルをアーカイブしたあと,compressコマンドを使用して圧縮します。paalog.shの仕様の詳細については,エディターでpaalog.shを参照してください。
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/opt/jp1pam/adaptor/usertools
引数
-f ファイル名またはデバイス名
採取した資料を出力するファイル名またはデバイス名を指定します。ファイル名やデバイス名はフルパスで指定してください。
ファイル名を指定した場合,次のファイルが作成されます。
指定したファイル名.tar.Z
-fオプションを省略した場合,次のファイルが作成されます。
/tmp/jp1pam/jp1paa.log.tar.Z-s
/etc/hosts,/etc/services,/etc/passwdファイルを採取します。
ディレクトリ名またはファイル名
任意のファイルまたはディレクトリを採取します。ディレクトリ名やファイル名はフルパスで指定してください。複数指定する場合は,スペースで区切ってください。
注意事項
- paalog.shは,障害が発生した直後に実行してください。
- paalog.shは,ユーザーの編集を前提としています。編集して使用する場合は,十分チェックしてから使用してください。
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