JP1/Performance Management - Analysis

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8.2.6 PFMアダプターリソース定義ファイル(paapfmrsc_user.conf)

採取ツールがPFMの場合は,PFMのパフォーマンスデータをメトリックとして定義するために,PFMアダプターリソース定義ファイルを作成します。PFMアダプターリソース定義ファイルは,コンマ区切りのテキストファイルで記述してください。PFMアダプターリソース定義ファイルで定義する項目を次に示します。

表8-9 PFMアダプターリソース定義ファイルの定義項目

項目 必須 指定する値
ResourceID
((41000〜41999))
リソースIDを,41000〜41999の範囲で指定します。ほかのリソースIDと重複しない値を指定してください。なお,システムが標準提供しているリソースIDには,40000〜40999を使用しています。メトリックとの対応については,指定したリソースIDをオブジェクト・メトリック関連定義ファイルのToolResourceNumberに指定することで関連づけられます。
RecordID
((PFMのレコードIDとして使用できる文字列))
監視したいフィールドが格納されているレコードのレコードIDを指定します。入力されたレコードIDの妥当性はチェックされないので注意してください。
FieldName
((PFMのフィールド名(manager名)として使用できる文字列))
メトリックに対応させるフィールド名を指定します。RecordIDに指定したレコード内に存在するフィールド名(Manager名)を指定します。PAMDBに入力されたフィールドの妥当性はチェックされないので注意してください。また,指定するフィールドのデータ型には,稼働性能情報としてPAMDBに格納できるデータ型を指定する必要があります。
PFMのフィールドのデータ型は,double,float,long,short,time_t,ulong,wordの7個です。この7個から選択してください。
KeyFieldName
((PFM固有のODBCキーフィールド名(manager名)として使用できる文字列))
RecordIDに指定したレコードが複数のインスタンスレコードだった場合に,固有のODBCキーフィールドとなるフィールド名(Manager名)を指定します。指定したフィールドに格納されている値がPFM - Analysisのインスタンスインデックスとなります。なお,固有のODBCキーフィールドを複数持つレコードであった場合,「:(コロン)」で区切って指定してください。最大10個まで指定できます。この場合は,各フィールドに格納されている値をつなげた文字列が,一つのインスタンスインデックスとなります。レコードが単数インスタンスレコードの場合,何も指定しないでください。
なお,入力された固有のODBCキーフィールドの妥当性はチェックされないので注意してください。

(凡例)
○:必須項目
−:オプション項目

注※
「( )(小括弧)」「[ ](大括弧)」「< >(不等号)」「=(等号)」「"(ダブルクォーテーション)」「;(セミコロン)」は使用できません。

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