JP1/Performance Management - Analysis
オブジェクトタイプ定義ファイルには,オブジェクトタイプを追加します。定義例を次に示します。
ObjectTypeID,ObjectTypeName,ObjectCategoryID,ServiceTypeID,ObjectTypeDescription 1001,HP-UX(A社用),201,,A社業務サーバ用共通監視項目を追加したHP-UX 1002,HP-UX(B社用),201,,B社業務サーバ用共通監視項目を追加したHP-UX追加するオブジェクトタイプの数だけ定義します。なお,一つのオブジェクトタイプの定義は1行で記述してください。
オブジェクトタイプ定義ファイルは,コンマ区切りのテキストファイルで定義します。オブジェクトタイプの定義項目を次の表に示します。
項目 必須 指定する値 ObjectTypeID※1
((1〜9999))○ オブジェクトタイプIDを,1〜9999の範囲で指定します。ほかのオブジェクトタイプIDと重複しない値を指定してください。なお,システムが標準提供しているオブジェクトタイプIDには10000〜39999を使用しています。 ObjectTypeName
((63バイト以内の文字列))○ オブジェクトタイプの名称を指定します。ほかのオブジェクトタイプ名(PFM - Analysisが標準提供しているオブジェクトタイプ名含む)と重複しない名称を指定してください。PFM - Analysisを日本語環境で運用している場合は,日本語も指定できます。なお,半角かたかなは使用できません。 ObjectCategoryID ○ オブジェクトカテゴリーIDを,「表8-5 オブジェクトカテゴリー一覧」から選択してください。適切なカテゴリーがない場合は,「そのほかのサービス」,「そのほかのホスト」,または「そのほかのアプリケーション」を選択してください。 ServiceTypeID ○※2 追加するオブジェクトタイプがサービスの場合だけ指定します。オブジェクトに対応するサービスの種類を,サービスタイプIDで指定します。
サービスタイプIDについては,「付録E サービスタイプ・計測項目一覧」を参照してください。ObjectTypeDescription
((255バイト以内))− コメントを指定します。ここで指定した文字列は,オブジェクトごとに登録する「備考」のデフォルト値になります。PFM - Analysisを日本語環境で運用している場合は,日本語も指定できます。なお,半角かたかなは使用できません。
- (凡例)
- ○:必須項目
- −:オプション項目
- 注※1
- ObjectTypeIDが同じ値の定義が複数あった場合,ファイル内で下にある記述が優先されます。
- 注※2
- 採取ツールがJP1/ESP,VPISの場合に必須です。PFMを採取ツールにしている場合,値は省略してください。
オブジェクトカテゴリー一覧を,次の表に示します。
オブジェクトレイヤー オブジェクトカテゴリー オブジェクトカテゴリーID サービス インターネットサービス 101 そのほかのサービス 199 ホスト 一般サーバ 201 ファイアウォール 202 ロードバランサー 203 キャッシュサーバ 204 SSLアクセラレーター 205 ルーター 206 そのほかのホスト 299 アプリケーション Webサーバ 301 APサーバ 302 DBサーバ 303 ERP 304 OLTP 305 ジョブ管理サーバ 306 グループウェア 307 そのほかのアプリケーション 399
- PFM - Analysis標準提供のオブジェクトタイプ定義ファイル
- ユーザー拡張用のオブジェクトタイプ定義ファイルを編集する場合は,PFM - Analysisが標準で提供しているオブジェクトタイプ定義ファイルを参考にできます。PFM - Analysis標準提供のオブジェクトタイプ定義ファイルは,次のファイルです。
- インストール先ディレクトリ\manager\template\pamtplobj_sys.conf
- なお,標準提供のオブジェクトタイプ定義ファイルは,編集できません。
オブジェクト
レイヤーオブジェクト
カテゴリーオブジェクト
タイプオブジェクト
タイプIDサービス インターネットサービス HTTP 10101 HTTPS 10102 SMTP 10103 POP3 10104 IMAP4 10105 DNS 10106 DHCP 10107 FTP 10108 TCP 10109 WEBTRANS 10110 そのほかのサービス USERSERV 19901 ホスト 一般サーバ Windows 20101 Solaris 20102 Linux 20103 HP-UX 20104 AIX 20105 Tru64_UNIX 20106 ファイアウォール Firewall-1 20201 NetScreen 20202 ロードバランサー SeverIron 20301 CSS 20302 キャッシュサーバ CacheFlow 20401 WebMax 20402 SSLアクセラレーター NetStructure 20501 ルーター Router 20601 そのほかのホスト −※ − アプリケーション Webサーバ Hitachi_WEB 30101 Apache 30102 Sun_ONE_WEB 30103 IIS 30104 APサーバ Cosminexus 30201 WebLogic 30202 DBサーバ Oracle 30301 SQL_Server 30302 HiRDB 30303 DB2_UDB 30304 ERP SAP_R/3 30401 OLTP OpenTP1 30501 ジョブ管理サーバ JP1/AJS2 30601 グループウェア Domino 30701 そのほかのアプリケーション −※ −
- (凡例)
- −:該当なし
- 注※
- ユーザー追加用に用意されているカテゴリーです。
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