JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle
機能
Tablespace Fragmentation(PD_PDTF)レコードには,テーブルスペースのフラグメンテーションについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。データベース中のテーブルスペースごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
Oracle9i Database Release2以降であり,Oracleの静的ディクショナリー・ビューDBA_SEGMENTS_2が存在する場合,Tablespace Fragmentation(PD_PDTF)レコードを収集する際にDBA_SEGMENTSビューの代わりにDBA_SEGMENTS_2ビューを参照します。
静的ディクショナリー・ビューDBA_SEGMENTS_2を作成するためには,Oracleが提供するCATSPC2.SQLスクリプトを実行する必要があります。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 600 ○ Collection Offset 135 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PD_PDTF_TABLESPACE_NAME
ライフタイム
テーブルスペースの作成から削除まで。
レコードサイズ
- 固定部:678バイト
- 可変部:75バイト
フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース Avg Fragment
(AVERAGE_FRAGMENT)フラグメントサイズの平均。バイト単位。 − double No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
SUM(DBA_FREE_SPACE.BYTES) / COUNT(DBA_FREE_SPACE) where DBA_TABLESPACES.TABLESPACE_NAME = DBA_FREE_SPACE.TABLESPACE_NAME(+)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
SUM(V$TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE) / COUNT(V$TEMP_SPACE_HEADER) where DBA_TEMP_FILES.FILE_ID = V$TEMP_SPACE_HEADER.FILE_ID(+)
Extents
(EXTENTS)エクステント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
SUM(DBA_SEGMENTS.EXTENTS)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
SUM(V$SORT_SEGMENT.TOTAL_EXTENTS)
Fragments
(FRAGMENTS)フラグメント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_FREE_SPACE) where DBA_TABLESPACES.TABLESPACE_NAME = DBA_FREE_SPACE.TABLESPACE_NAME(+)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(V$TEMP_SPACE_HEADER) where DBA_TEMP_FILES.FILE_ID = V$TEMP_SPACE_HEADER.FILE_ID(+)
High Max Extents
(HIGH_MAX_EXTENTS)PCT_MAX_EXTENTSが90%より大きいセグメント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_SEGMENTS) where EXTENTS > MAX_EXTENTS * 0.9
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(V$SORT_SEGMENT) where EXTENT_SIZE > TOTAL_EXTENTS * 0.9
Largest Fragment
(LARGEST_FRAGMENT)最大のフラグメントサイズ。バイト単位。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
MAX(DBA_FREE_SPACE.BYTES) where DBA_TABLESPACES.TABLESPACE_NAME = DBA_FREE_SPACE.TABLESPACE_NAME(+)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
MAX($TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE) where DBA_TEMP_FILES.FILE_ID = V$TEMP_SPACE_HEADER.FILE_ID(+)
Largest Fragment %
(LARGEST_FRAGMENT_PERCENT)最大フラグメントのテーブルスペースの割合。 − double No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
MAX(DBA_FREE_SPACE.BYTES) / SUM(DBA_DATA_FILES.BYTES)) * 100
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
(MAX($TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE) / SUM(DBA_TEMP_FILES.BYTES)) * 100
Next Alloc Fails
(NEXT_ALLOC_FAILS)次のエクステント割り当ての失敗を示す。
- 失敗の場合
- 「1」
これらの結果は,次の条件のときに有効。
- 成功の場合
- 「0」
これらの条件以外は,「0」を返す。
- 表領域がローカル管理永続表領域。
- エクステントを「均一のエクステント管理」している。
− ulong No すべて
- ローカル管理永続表領域の場合
MAX(DBA_SEGMENTS.NEXT_EXTENT) > MAX(DBA_FREE_SPACE.BYTES)
- ローカル管理一時表領域の場合
MAX(DBA_SEGMENTS.NEXT_EXTENT) > MAX(V$TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE)
Overextended
(OVEREXTENDED)エクステント数が5個を超えるセグメント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_SEGMENTS) where EXTENTS > 5
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(V$SORT_SEGMENT) where TOTAL_EXTENTS > 5
Record Time
(RECORD_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「PDTF」。 − string(4) No すべて Agent Collector Segments
(SEGMENTS)セグメント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_SEGMENTS)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(V$SORT_SEGMENT)
Start Time
(START_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Tablespace Name
(TABLESPACE_NAME)テーブルスペース名。 − string(30) No すべて DBA_TABLESPACES.TABLESPACE_NAME
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