JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle
機能
Tablespace(PD_PDTS)レコードには,データベース中のテーブルスペースについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。データベース中のテーブルスペースごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
Oracle9i Database Release2以降であり,Oracleの静的ディクショナリー・ビューDBA_SEGMENTS_2が存在する場合,Tablespace(PD_PDTS)レコードを収集する際にDBA_SEGMENTSビューの代わりにDBA_SEGMENTS_2ビューを参照します。
静的ディクショナリー・ビューDBA_SEGMENTS_2を作成するためには,Oracleが提供するCATSPC2.SQLスクリプトを実行する必要があります。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 3600 ○ Collection Offset 30 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PD_PDTS_TABLESPACE_NAME
ライフタイム
テーブルスペースの作成から削除まで。
レコードサイズ
- 固定部:678バイト
- 可変部:117バイト
フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース Blocks
(BLOCKS)テーブルスペース容量。単位はOracleブロック。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
SUM(DBA_DATA_FILES.BLOCKS)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
SUM(DBA_TEMP_FILES.BLOCKS)
Data Files
(DATAFILES)テーブルスペースが使用しているデータファイル数。 − ushort No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_DATA_FILES)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_TEMP_FILES)
Extents
(EXTENTS)エクステント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
SUM(DBA_SEGMENTS.EXTENTS)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
SUM(V$SORT_SEGMENT.TOTAL_EXTENTS)
Free %
(PERCENT_FREE)空き領域の割合。ローカル管理一時表領域の場合,このフィールドには正しい値を収集できない。 − double No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
(SUM(DBA_FREE_SPACE.BYTES) / DBA_DATA_FILES.BYTES) * 100
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
(SUM(V$TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE) / (DBA_TEMP_FILES.BYTES)) * 100
Free Extents
(FREE_EXTENTS)空きエクステント数。ローカル管理一時表領域の場合,このフィールドには正しい値を収集できない。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_FREE_SPACE)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(V$TEMP_SPACE_HEADER)
Free Mbytes
(FREE_BYTES)空き領域。メガバイト単位。ローカル管理一時表領域の場合,このフィールドには正しい値を収集できない。 − double No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
SUM(DBA_FREE_SPACE.BYTES) / (1024 * 1024)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
SUM(V$TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE)) / (1024 * 1024)
Increase %
(PCT_INCREASE)エクステントのサイズのデフォルト増加率。 − short No すべて DBA_TABLESPACES.PCT_INCREASE Initial Extent
(INITIAL_EXTENT)デフォルトの初期エクステントのサイズ。 − double No すべて DBA_TABLESPACES.INITIAL_EXTENT Max Extents
(MAX_EXTENTS)デフォルトの最大エクステント数。 − ulong No すべて DBA_TABLESPACES.MAX_EXTENTS Mbytes
(BYTES)テーブルスペース容量。メガバイト単位。 − double No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
SUM(DBA_DATA_FILES.BYTES) / (1024 * 1024)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
SUM(DBA_TEMP_FILES.BYTES) / (1024 * 1024)
Min Extents
(MIN_EXTENTS)デフォルトの最小エクステント数。 − long No すべて DBA_TABLESPACES.MIN EXTENT Next Extent
(NEXT_EXTENT)デフォルトの増加エクステントサイズ。 − double No すべて DBA_TABLESPACES.NEXT_EXTENT Record Time
(RECORD_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「PDTS」。 − string(4) No すべて Agent Collector Segments
(SEGMENTS)セグメント数。 − ulong No すべて
- Oracle9i以降でディクショナリー管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリー管理一時表領域の場合
COUNT(DBA_SEGMENTS)
- Oracle9i以降でローカル管理一時表領域の場合
COUNT(V$SORT_SEGMENT)
Start Time
(START_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Status
(STATUS)テーブルスペースの状態。有効な値は「INVALID(テーブルスペースが削除された)」,「OFFLINE」,および「ONLINE」。 − string(9) No すべて DBA_TABLESPACES STATUS Tablespace Name
(TABLESPACE_NAME)テーブルスペース名。 − string(30) No すべて DBA_TABLESPACES.TABLESPACE_NAME Used Mbytes
(USED_BYTES)使用済み領域。メガバイト単位。監視対象がOracle9i R9.2.0.3以前のインスタンスの場合,ローカル管理一時表領域のパフォーマンスデータは収集しない。
ローカル管理一時表領域の場合,このフィールドには正しい値を収集できない。− double No すべて
- ディクショナリ管理永続表領域,ローカル管理永続表領域,またはディクショナリ管理一時表領域の場合
(SUM(DBA_DATA_FILES.BYTES) -SUM(DBA_FREE_SPACE.BYTES)) / (1024 *1024)
- ローカル管理一時表領域の場合
(SUM(DBA_TEMP_FILES.BYTES) - SUM(V$TEMP_SPACE_HEADER.BYTES_FREE)) / (1024 *1024)
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