JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response
- <この項の構成>
- (1) システムログ
- (2) 共通メッセージログ
- (3) 稼働状況ログ
- (4) トレースログ
- (5) 統合トレースログ
システムログとは,システムの状態やトラブルを通知するログ情報のことです。このログ情報はイベントログファイルに出力されます。
出力形式については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,ログ情報について説明している章を参照してください。
- 論理ホスト運用の場合の注意事項
- Performance Managementのシステムログのほかに,クラスタソフトによるPerformance Managementの制御などを確認するためにクラスタソフトのログが必要です。
共通メッセージログとは,システムの状態やトラブルを通知するログ情報のことです。システムログよりも詳しいログ情報が出力されます。共通メッセージログの出力先ファイル名やファイルサイズについては,「12.3.2 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。また,出力形式については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,ログ情報について説明している章を参照してください。
- 論理ホスト運用の場合の注意事項
- 論理ホスト運用のPerformance Managementの場合,共通メッセージログは共有ディスクに出力されます。共有ディスク上にあるログファイルは,フェールオーバーするときにシステムとともに引き継がれますので,メッセージは同じログファイルに記録されます。
稼働状況ログとは,PFM - Web Consoleが出力するログ情報のことです。稼働状況ログの出力先ファイル名やファイルサイズについては,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。また,出力形式については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,ログ情報について説明している章を参照してください。
トレースログとは,トラブルが発生した場合に,トラブル発生の経緯を調査したり,各処理の処理時間を測定したりするために採取するログ情報のことです。
トレースログは,Performance Managementシリーズプログラムの各サービスが持つログファイルに出力されます。
- 論理ホスト運用の場合の注意事項
- 論理ホスト運用のPerformance Managementの場合,トレースログは共有ディスクに出力されます。共有ディスク上にあるログファイルは,フェールオーバーするときにシステムとともに引き継がれますので,メッセージは同じログファイルに記録されます。
統合トレースログとは,各プログラムが出力するトレース情報を,統合トレース機能(HNTRLib2)を通じて,一つの出力先ファイルにまとめて採取するログ情報のことです。PFM - Agent for Service Responseは,統合トレース機能(HNTRLib2)を使用してログファイルを出力しています。
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