JP1/Automatic Job Management System 2 for 活文PDFstaff Option
PDF変換ジョブが正常に実行されたかどうかは,PDF変換ジョブの終了コードによって判断できます。PDF変換ジョブの終了コードは,JP1/AJS2 - Viewの[ジョブネットモニタ]ウィンドウを使って確認できます。終了コードの確認方法についての詳細は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド」の[ジョブネットモニタ]ウィンドウを使ってジョブの実行状態を確認する方法について説明している個所を参照してください。
JP1/AJS2 for 活文PDFstaffの終了コードを次の表に示します。
表4-12 JP1/AJS2 for 活文PDFstaffの終了コード
終了コード 情報レベル コードの意味 JP1/AJS2 for 活文PDFstaffの動作 0 正常 入力フォルダにある全ファイルのPDF変換が成功したことを示します。 − 1 警告
(情報レベル)入力フォルダにPDF変換の対象となるファイルがないため,PDF変換ができなかったことを示します。 処理が続行されます。処理の続行中に,さらに重要な問題が発生した場合は,そのレベルの終了コードが出力されます。 2 警告
(調査が必要であるレベル)次のような原因で,PDF変換ができなかったことを示します。
- 入力フォルダに,PDF変換できないファイル形式のファイルがある
- PDF変換ホスト側でエラーが発生してPDF変換処理に失敗した
処理が続行されます。処理の続行中に,さらに重要な問題が発生した場合は,そのレベルの終了コードが出力されます。 9 異常 次のような原因で,PDF変換ジョブの実行が中断されたことを示します。
- 対象フォルダがない
- 活文PDFstaffサーバとの通信障害が発生した
- 環境設定ファイルconfig.xmlの内容に不正がある
処理が中断されます。
- (凡例)
- −:該当する動作がありません。
警告や異常の終了コードが出力されたら,JP1/AJS2 for 活文PDFstaffの稼働ログに出力されたメッセージで原因を確認し,対処してください。JP1/AJS2 for 活文PDFstaffのメッセージおよび対処方法については,「6. メッセージ」を参照してください。
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