JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド
JP1/AJS2側でJP1/Cm2またはhp OpenViewとの連携のためのセットアップを実施していないにもかかわらず,NNMのアラームブラウザーにJP1/AJS2のSNMPトラップが送信されてしまう場合があります。
トラップの送信を抑止したい場合,トラップの送信元となるホストで,JP1の共通定義情報に,SNMPトラップの送信を抑止するオプションを指定しておく必要があります。
JP1/AJS2からのSNMPトラップ送信を抑止する場合,JP1/Baseの共通定義情報にSNMPトラップの抑止を設定してください。
JP1/AJS2からのSNMPトラップ送信の抑止手順を次に示します。
- エディターで,次に示す内容を記述したファイルを作成する。
ファイル名は任意です。なお,SNMPトラップ送信を抑止しない場合は,「Y」と記述されている部分に「N」を指定してください。「Y」および「N」ではない値が指定されていると,トラップ送信時にエラーが発生します。
[JP1_DEFAULT\JP1AOMAGENT\ov_link] "TRAPRESTRAIN"="Y"- 次に示すコマンドを実行する。
手順1で作成したファイルが登録されます。
JP1/Baseのインストール先フォルダ\bin\jbssetcnf ファイル名
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi Software Engineering Co., Ltd.