JP1/Base 運用ガイド
操作ログが出力される契機およびメッセージIDの一覧を示します。各メッセージIDが出力するメッセージ本文を知りたい場合は,「付録I.6 操作ログに出力されるメッセージの一覧」を参照してください。
表I-5 操作ログが出力される契機およびメッセージID
契機 メッセージID 操作 結果 失敗ログが出力される事象 JP1ユーザーの登録時 登録成功 − KAJP6000-I 登録失敗 登録済みのJP1ユーザーを登録しようとした KAJP6001-W JP1ユーザーのパスワードの変更時※1 変更成功 − KAJP6002-I 変更失敗
- 変更しようとしたJP1ユーザーが存在しない
- 旧パスワードが誤っている
KAJP6003-W JP1ユーザーの削除時 削除成功 − KAJP6004-I 削除失敗 削除しようとしたJP1ユーザーが存在しない KAJP6005-W JP1資源グループの登録時 登録成功 − KAJP6006-I JP1資源グループの変更時 変更成功 − KAJP6008-I JP1資源グループの削除時 削除成功 − KAJP6010-I 削除失敗 削除しようとしたJP1ユーザーが存在しない KAJP6011-W 認証サーバの起動時 起動成功 − KAJP6012-I 起動失敗 認証サーバの起動に失敗した KAJP6013-E 認証サーバの停止 停止成功 − KAJP6014-I 停止失敗 認証サーバの停止に失敗した KAJP6015-E JP1/Baseのプロセスの再読み込み時(jbs_spmd_reloadコマンド実行時)※2 登録成功 − KAJP6016-I 更新失敗 更新処理が途中で失敗した KAJP6017-W 変更成功 − KAJP6018-I 削除成功 − KAJP6020-I コマンド成功 − KAJP6022-I コマンド失敗 jbs_spmd_reloadコマンドが失敗した KAJP6023-W ユーザー権限レベルの再読み込み時(jbsaclreloadコマンド実行時)※3 登録成功 − KAJP6006-I 変更成功 − KAJP6008-I 削除成功 − KAJP6010-I 更新失敗 更新処理が途中で失敗した KAJP6007-W
- (凡例)
- −:出力される失敗ログはありません。
- 注※1
- 連携ユーザーのパスワードを変更しようとしたとき,操作ログは出力されません。連携ユーザーのパスワードは連携先のディレクトリサーバで管理するため,認証サーバ上で変更できません。jbschgpasswdコマンドを実行するとKAVA5209-Eメッセージが出力されます。
- 注※2
- jbs_spmd_reloadコマンドは,JP1/Baseのプロセスを再読み込みするコマンドです。このコマンドを実行すると,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)に定義された操作権限の情報が読み込まれます。認証サーバ上の操作権限情報から変更のあったJP1ユーザー情報だけが,操作ログに出力されます。
- 注※3
- jbsaclreloadコマンドは,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)に定義された操作権限の情報を読み込むコマンドです。認証サーバ上の操作権限情報から変更のあったJP1ユーザー情報だけが,操作ログに出力されます。
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