JP1/Base 運用ガイド

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付録I.4 操作ログが出力される契機

操作ログが出力される契機およびメッセージIDの一覧を示します。各メッセージIDが出力するメッセージ本文を知りたい場合は,「付録I.6 操作ログに出力されるメッセージの一覧」を参照してください。

表I-5 操作ログが出力される契機およびメッセージID

契機 メッセージID
操作 結果 失敗ログが出力される事象
JP1ユーザーの登録時 登録成功 KAJP6000-I
登録失敗 登録済みのJP1ユーザーを登録しようとした KAJP6001-W
JP1ユーザーのパスワードの変更時※1 変更成功 KAJP6002-I
変更失敗
  • 変更しようとしたJP1ユーザーが存在しない
  • 旧パスワードが誤っている
KAJP6003-W
JP1ユーザーの削除時 削除成功 KAJP6004-I
削除失敗 削除しようとしたJP1ユーザーが存在しない KAJP6005-W
JP1資源グループの登録時 登録成功 KAJP6006-I
JP1資源グループの変更時 変更成功 KAJP6008-I
JP1資源グループの削除時 削除成功 KAJP6010-I
削除失敗 削除しようとしたJP1ユーザーが存在しない KAJP6011-W
認証サーバの起動時 起動成功 KAJP6012-I
起動失敗 認証サーバの起動に失敗した KAJP6013-E
認証サーバの停止 停止成功 KAJP6014-I
停止失敗 認証サーバの停止に失敗した KAJP6015-E
JP1/Baseのプロセスの再読み込み時(jbs_spmd_reloadコマンド実行時)※2 登録成功 KAJP6016-I
更新失敗 更新処理が途中で失敗した KAJP6017-W
変更成功 KAJP6018-I
削除成功 KAJP6020-I
コマンド成功 KAJP6022-I
コマンド失敗 jbs_spmd_reloadコマンドが失敗した KAJP6023-W
ユーザー権限レベルの再読み込み時(jbsaclreloadコマンド実行時)※3 登録成功 KAJP6006-I
変更成功 KAJP6008-I
削除成功 KAJP6010-I
更新失敗 更新処理が途中で失敗した KAJP6007-W

(凡例)
−:出力される失敗ログはありません。

注※1
連携ユーザーのパスワードを変更しようとしたとき,操作ログは出力されません。連携ユーザーのパスワードは連携先のディレクトリサーバで管理するため,認証サーバ上で変更できません。jbschgpasswdコマンドを実行するとKAVA5209-Eメッセージが出力されます。

注※2
jbs_spmd_reloadコマンドは,JP1/Baseのプロセスを再読み込みするコマンドです。このコマンドを実行すると,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)に定義された操作権限の情報が読み込まれます。認証サーバ上の操作権限情報から変更のあったJP1ユーザー情報だけが,操作ログに出力されます。

注※3
jbsaclreloadコマンドは,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)に定義された操作権限の情報を読み込むコマンドです。認証サーバ上の操作権限情報から変更のあったJP1ユーザー情報だけが,操作ログに出力されます。

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