JP1/Base 運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


付録I.2 操作ログの保存形式

操作ログの保存形式について説明します。操作ログは,操作ログファイル(base_log.log)に出力されます。操作ログファイルは,シーケンシャルファイルです。一定の容量に達すると,ファイル名を変更して保存したあと,変更前と同じ名称のファイルを作成して新たにログを書き込みます。一定の容量に達して操作ログファイルが切り替わる際,「base_log.log」を,「base_log1.log」に変更して保存し,新たに「base_log.log」を作成して,ログを書き込みます。再び「base_log.log」が一定量に達すると,保存済みの「base_log1.log」を「base_log2.log」に変更したあと,「base_log.log」を「base_log1.log」に変更して保存します。

このように,保存済みのログファイルは,新たにファイルが作成されるごとにファイル名末尾の数値+1をしたファイル名称に変更されます。つまり,数値が大きいログファイルほど古いログファイルとなります。なお,一定の保存面数を超えると,古いログファイルから削除されます。

ファイルの切り替え時期,出力先および保存面数は操作ログ定義ファイルで変更できます。ログファイルサイズの初期値は1,024KBです。保存面数の初期値は4面です。操作ログ定義ファイルの設定方法については,「付録I.5 操作ログを出力するための設定」を参照してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.