JP1/Base 運用ガイド
機能
JP1/Baseの動作環境を設定します。このコマンドは,クラスタシステムやクラスタシステムでない場合も含めて,JP1/Baseを使用する場合に実行します。
形式
jp1base_setup
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/opt/jp1base/bin
注意事項
- JP1/Baseをインストールしてあるホストに対して上書きでJP1/Baseをインストールする場合は,jp1base_setupコマンドを起動してセットアップを行う必要はありません。
バージョンが06-00の場合,JP1/IMがインストールされているマシンにJP1/Baseを上書きインストールし,jp1base_setupコマンドを実行すると,JP1/IMのjcocmddefコマンドで設定していた値がデフォルトに戻ります。この場合は,jcocmddefコマンドを使用して値を再設定してください。
- 論理ホスト設定後にjp1base_setupコマンドを実行した場合,物理ホストの通信方式がANYバインド方式に設定されます。この場合は,以下の手順で物理ホストの通信方式をIPバインド方式に変更してください。
- 以下の内容のファイルを作成する。
[JP1_DEFAULT\JP1BASE]
"JP1_BIND_ADDR"="IP"
- 操作1で作成したファイルをjbssetcnfコマンドを使って共通定義に設定する。
- JP1/Baseを起動しているときは,このコマンドを実行しないでください。
戻り値
0 正常終了 1 異常終了
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