JP1/Base 運用ガイド
機能
ログファイルトラップ機能の動作状況を表示するコマンドです。このコマンドを実行すると,引数に指定したID番号または監視名を持つログファイルトラップの動作状況を戻り値で返します。
形式
jevlogstat { ID番号 | -a 監視名 | ALL }
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- インストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
- /opt/jp1base/bin/
引数
ID番号
動作状態を確認したいログファイルトラップのID番号を指定します。なお,ID番号は,jevlogstartコマンドの実行時に,標準出力に出力されます。
-a 監視名
動作状態を確認したいログファイルトラップの監視名を指定します。なお,監視名は,jevlogstartコマンドの-aオプションで指定した名称です。
ALL
jevlogstartコマンドで起動したすべてのログファイルトラップのID番号を表示します。なお,監視名が設定されている場合は,監視名を付加して表示します。
戻り値
0 指定IDのログファイルトラップは動作中
ALL指定の場合は,動作中のログファイルトラップが最低一つは存在する1 引数エラー 2 サービスまたは管理デーモンが起動していない 3 指定IDのログファイルトラップが存在しない(すでに終了している) 255 そのほかのエラー
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.