JP1/Base 運用ガイド
機能
ログファイルトラップ機能の動作定義ファイルをリロードするコマンドです。リロードできる定義情報は,jevlogstartコマンドで起動時に指定した動作定義ファイルのMARKSTR,ACTDEFパラメーターの値だけです。
形式
jevlogreload { ID番号 | -a 監視名 | ALL }
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- インストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
- /opt/jp1base/bin/
引数
ID番号
リロードしたいログファイルトラップのID番号を指定します。なお,ID番号は,jevlogstartコマンドの実行時に,標準出力に出力されます。
-a 監視名
リロードしたいログファイルトラップの監視名を指定します。なお,監視名は,jevlogstartコマンドの-aオプションで指定した名称です。
ALL
jevlogstartコマンドで起動したすべてのログファイルトラップをリロードします。
注意事項
MARKSTR,ACTDEF以外のパラメーターを,起動時に設定した値と異なる値で設定すると,コマンド実行時エラーとなりリロードできません。MARKSTR,ACTDEF以外のパラメーターを変更したい場合は,該当するログファイルトラップ機能を再起動してください。また,リロードコマンド実行時にトラップ処理を行っていた場合,そのトラップ処理の完了後,リロード処理を行います。
戻り値
0 正常終了 1 引数エラー 2 サービスまたは管理デーモンが起動していない 3 指定IDまたは監視名のログファイルトラップは存在しない(すでに終了している)
ALL指定の場合は,ログファイルトラップが一つも存在しない4 動作定義ファイルに誤りあり 5 動作定義ファイルオープンエラー 6 メモリーなどシステム・リソース不足 7 イベントサーバが起動していない 8 権限チェックエラー 10 一部リロード失敗 255 そのほかのエラー
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