JP1/Base 運用ガイド

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jbsblockadesrv

機能

認証サーバへの接続を閉塞状態にするコマンドです。このコマンドを実行すると,オプションで指定した認証サーバへの接続が閉塞状態になります。

形式

jbsblockadesrv [-h 論理ホスト名]
                -s 認証サーバ名

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合
/opt/jp1base/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,接続先認証サーバを設定している論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。

-s 認証サーバ名

閉塞状態にしたい認証サーバ名を指定します。

戻り値

0 認証サーバを閉塞状態にした
1 認証サーバはすでに閉塞状態になっている
17 指定された認証サーバは閉塞状態にできない
0,1,17以外 異常終了

使用例

プライマリー認証サーバがserver1,セカンダリー認証サーバがserver2で,jbsblockadesrvコマンドを実行してserver2を閉塞状態にすると,次のように表示されます。

jbsblockadesrv -s server2
プライマリー:server1
セカンダリー:server2:閉塞中

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