JP1/Base 運用ガイド

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10.3.6 論理ホストの削除

論理ホストを削除する方法について説明します。Windowsで論理ホストを削除する場合,jp1bshasetup.exeコマンドを使用します。jp1bshasetup.exeコマンドは実行系と待機系でそれぞれ実行する必要があります。論理ホストを削除するための手順を次に示します。

  1. jp1bshasetup.exeコマンドを実行する。
  2. [Baseクラスタ構成の設定]ダイアログボックスの[論理ホストの削除]ボタンをクリックする。
  3. 削除したい論理ホスト名を選択する。

これによって,JP1/Base,JP1/IM,およびJP1/AJS2の論理ホスト情報,およびサービスが削除されます。また,JP1/Power Monitorの論理ホスト情報も削除されます。なお,共有ディスク上の共有ファイル,共有フォルダは削除されません。手作業で削除してください。

注意事項
論理ホスト名と物理ホスト名(hostnameコマンドの実行結果)を同じ名称にしてJP1を運用していた場合,次の設定を行ってください。
  • イベントサービス環境の設定を変更する。
    イベントサーバインデックスファイルにデフォルトで設定されている「server * default」の行を有効にしてください。
  • 環境設定ディレクトリの設定を変更する。
    物理ホストの環境設定ディレクトリをインストール先フォルダにするために,次の手順で設定を変更してください。
    1. 次の内容の定義ファイルを作成する。
    ファイル名は任意です。
    [JP1_DEFAULT\JP1BASE\]
    "JP1BASE_CONFDIR"="インストール先フォルダ\conf\"
    2. 次のコマンドを実行し,作成した定義ファイルの内容を共通定義情報に反映する。
    jbssetcnf 定義ファイル名

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